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【カモネギ万歳】国や企業がバラまいた常識という名の”餌”15選。

どうも、ミムラです。

先日こんなリツイートをしました。

以下、インベスターZという漫画の一場面の言葉です。

要するに常識というのは商売にはもってこいの餌ということだ

常識という餌をバラ撒けば大衆はワンサカ食いついてくる
食いついた魚は片っ端から釣り上げられ商売の材料に使われるのさ

もっと先を読めばその常識をバラ撒いたヤツがいる
その常識でひと儲けを企む国や企業だ

引用:インベスターZ

 

これまさしくその通りで、一般的にみんなが持っている”常識”というのは、誰かが作為的に造ったモノであり、そこには利害関係が絡んでいるということです。

そこには時代背景も関係あったりするのですが、ようは常識を疑わないというのは=洗脳されていると同義です。

常識を疑いましょう。

僕もあなたも”洗脳”されています

まず、僕もあなたも洗脳されています。これは確実です。

でもこういうことを言うと「いや絶対洗脳なんかされてないわwww」という人もいるかもしれません。

ただ、ちょっと待ってください。よく考えてみましょう。

そもそも洗脳って、洗脳と気付かないから”洗脳”なわけですよ。

「私は洗脳されていない」とか言い切れるのって、よくよく考えたらおかしいですよね。

この世界で生まれ育ってこれまで生きてきた私たちは、必ず何かしらの洗脳は受けています。これは社会で生活している限り不可避です。

逆に、洗脳されてるかも…?と気付いたり疑える人は、枠組みの外に一歩出て全体を俯瞰できる人でもあります。

どうでしょう、あなたは洗脳されてますか。

ということで今回は、一般的に常識となっている風習や習慣にどのような利害関係が絡んでいるのか?紀元は?などなど有名どころをまとめてみました。

あなたは次の常識に、少しでも疑問を抱いたことはありませんか?

国や企業がバラまいた常識という名の”餌”15選

常識1. マイホーム

はい、不動産業界と国が撒いたエサですね。

”いつかは夢のマイホーム”というのが日本人には浸透しきってますが、この言葉もうまく造られたワードだなぁと思います。

「家が資産になる」というような洗脳がよくされていますが、残念ながら日本ではほとんどの場合ローンを払い終わるころには資産どころか負債になっています・・・。

詳しくは以下の記事で説明しているので興味ある方はどうぞ。

新築マイホームで後悔する人続出…失敗してバカみる前にリスクを許容できるか考えろ。どうも。賃貸で色んなところに定期的に移り住みたい派、ミムラです。 僕は今年で35歳になるのですが、さすがにこの年になると周りの人達...

 

常識2. 車

マイカーという考え方も、自動車業界と国が撒いたエサです。

そもそも国の発展と自動車所有の関係はある程度明確にあって、GDPがこのラインを超えたらマイカー所有する世帯が増えるというのもあります。

たしかに昔はある程度クルマがステータスであったり、所有するのが当たり前の時代でした。

でも現代では車にそこまでステータスを感じる人は少なくなってきているし、そもそも都会では車がなくても何不自由なく移動が可能です。

公共交通機関やタクシーはもちろん、最近ではUberやGrabなど配車アプリなども各国で充実しています。カーシェアサービスとかも多いですよね。

また大手自動車メーカー各社でも、購入するのではなくサブスクで月額いくらみたいな形でレンタルし放題のサービスもたくさん登場してます。

車の所有コストに関しては、以下の記事が参考になるかと思います。

【悲報】車の維持費は生涯平均4000万|所有するの馬鹿らしいから対策を考えよう。こんにちは、ミムラです。 以前にInstagramで、こんな自動車コストの話をpostしました。 ...

 

常識3. 保険

これも洗脳の典型ですね。保険業界と国がバラまいた洗脳です。

保険は入るのが当たり前みたいな。逆に「保険入ってない」とかいったらえ!って驚かれるーみたいな。

日本人の生命保険の加入率ってたしか80~90%くらいで、これって世界的にみてもかなり高いと言われています(台湾とかも同じく高いらしいですが)。

たしかに必要な保険もあるのですが、ほとんどの人が必要以上に保険に加入していて必要以上に保険料を支払い、ぼったくり投資商品を買わされているのが現状です。

そもそも保険なんて不幸にBETするギャンブルですからね。

保険に関してはこのブログでも数々の記事にまとめているので、見直しという意味でもぜひ一度読んでみてもらればと思います。

【心配】保険に入ってないと将来不安?恐怖の正体と対策方法はこれだ。どうも、ミムラです。 僕はブログでもSNSでも散々、生命保険や医療保険は無駄なものが多いから、入るだけ損するよー早めに見直したほう...
【真実】本当に必要な保険は3つだけ!実際に加入してる商品名を挙げて解説。どうも。筋トレするたびに風邪気味、ミムラです。 今回は、最低限入っておくべき必要な保険とは?というテーマでお話しします。 ...

 

常識4. 結婚式

ブライダル業界が撒いたエサですね。

結婚式って、何かにつけてぼったくりみたいな値段するのに、みんな一生に一度だからとか金額より思い出とか言って、ありえない金額を払ってます。

個人的にはそんな大金をあれほど大したことない思い出作りに使うよりも、結婚してから実際の2人での生活のために投資したほうが、よっぽどお互いハッピーになれると思ってます。

それこそ新婚旅行に使ったほうが1000倍くらい有意義だと思います。

あと、まあこんなこと言っちゃ元も子もないですが・・・高額な結婚式挙げて数年後に離婚、みたいなケースもふつうにありますからね。

ちなみに日本だと結婚式で数百万円とかふつうにしますが、例えばアメリカとか海外だとそこまで高くなくて、30万円もあれば十分なくらいです。

 

常識5. 結婚指輪、婚約指輪

これはダイアモンド業界が撒いたエサです。

”給料3か月分”みたいなことを絶対みんな聞いたことあると思うのですが、実はあれって1970年代にアメリカのデビアスという企業が、ダイアモンドの販促キャンペーンで広告として広めたイメージです。

当時は日本はちょうどバブってたので、その広告がうまく流れ込んでジュエリー業界やブライダル業界が洗脳させて定着したという流れです。

そもそも、真実の愛を伝えるのに指輪の値段なんて関係ないはずです。

そんな当たり前なことにも気付かずに、見栄なのか承認欲求なのかわかりませんが昔の洗脳にハマって無理して高額な指輪を購入する男性、欲しがる女性が未だにいるのが謎です。

 

常識6. 葬式

これは宗教的な背景が絡んでいたりするので深くは追及しませんが、葬儀屋が儲かるシステムになってます。

「人が亡くなったらこう弔う」というのは世界各地色んなやり方があるわけですが、お金をかけてわざわざああいった儀式をやるのって、そもそも何が目的で?誰が得する?と考えていくと不思議な点が多いです。

僕個人的には、自分がなくなったら葬式にお金なんてかけずに、火葬だけして骨は山か海にでも撒いてくれたら十分ありがたいですけど(まあ色んな法的な縛りは置いといて)。

それが生前葬みたいに、生きているうちに感謝を伝えてから死にたいかなと思います。みなさんどうですかね。

 

常識7. 成人式

成人式はもともと、1946年に埼玉県の現在でいう蕨市あたりで開催された「青年祭」というものだそうです。それが全国に広まり今では1月の第2月曜日が成人の日になりました。

成人式自体は参加は無料なので、とくに利害関係は絡んでないように思われますが、この時に儲かるのはどの企業かを考えるとわかりやすいですね。

振袖などの呉服屋、レンタル店、美容院、贈り物などそういった業界のプロモーションによってお金を使うよう洗脳されています。

常識8. 学校教育

誤解を恐れずに言いますが、日本の学校教育は「奴隷をつくるシステム」です。

何の疑問も抱かず、我慢して、定年までしっかり会社の歯車として働いてくれる人的資本を育てるために考え抜かれて造られたシステムです。

ようは大企業と国によって計画されているわけです。

試験で良い点数を取るための授業がされます。高校入試も大学入試も、あの問題に正解することが人生を謳歌するのに直結するとは思えません。

英語の授業や試験もそうですよね。

読み書きも大事ですが、聞けて話せてコミュニケーションを取ることのほうが生きる上で遥かに重要なのに、未だに実践では使えない謎の間違え探しみたいな問題が試験として出されています。

さらに学校では、人生で大切な自己探求のやり方や、お金の知識や、税金のことなど、そういった社会に出てから重要となる部分はまったく教えてくれません。

なぜか日本人だけが教わっていない「お金の使い方」ここらでちゃんと説明しておこうと思う。 金は人を変える 金持ちは性格悪い 金の亡者 金は人生を狂わす 金の話は汚い まあよくある話だ。多く...

海外ではかなりグローバルに活躍できる人材育成に教育方針は整えられていますが、日本ではいまだに国内で黙って働く奴隷を作ろうとしています・・・。

日本の先行きが心配で海外で子育てする富裕層の気持ちがわかりますよね。

 

常識9. バレンタイン

ご存じな方も多いかと思いますが、これはお菓子メーカーの洗脳です。

バレンタインデーはもともと海外の行事で、日本ではじめまったのは1936年のこと。

神戸のチョコレートメーカー「モロゾフ」が、外国人向けの英字新聞に載せた「愛の贈り物としてチョコレートを贈りましょう」というチョコの宣伝だったそうです。

こういう国民的な行事ごとが、実は企業の販売戦略からスタートしてるパターンって結構多いですよね。

常識10. クリスマス

”クリスマス商戦”という言葉があるように、色んな企業がエサを撒いてお金を集めようと必死です。

もともとイエスキリストの誕生日を祝う日ですが、日本では完全に恋人とプレゼントを交換して愛を育む日みたいになっています。

ただ、そもそもキリストの誕生日が12月15日というのも曖昧で、実際はこの日だという証拠はないみたいですね。

クリスチャンではないのにキリストの誕生日を祝うというのも変な話ですが、日本人はハロウィンなども含め色んな文化を取り入れてごちゃまぜにするのが得意です。

ちなみに、サンタさんの赤い衣裳やトナカイにそりを引いてもらっているあのイメージは、その昔コカ・コーラ社がプロモーション販促に使ったイメージが定着して今でも使われているという話は有名です。

 

常識11. 土用丑の日

うなぎ屋が儲かるために作られた日です。

諸説あるみたいですが、一番はじめに土用丑の日を作ったのは江戸時代。蘭学者である平賀源内だと言われています。

経営不振に悩む鰻屋に頼まれて「土用の丑の日」と言う標語を作ったのが始まりとされています。

そもそも実は夏はうなぎが旬の時期ではないし、本来は美味しい時期でもありません。

でも今なおこの風習が根強く残っていて、この時期になるとうなぎが食べたくなる人も多いのではないでしょうか。僕もうなぎ大好きです。

 

常識12. 恵方巻き

これもうなぎと同じようなものです。

紀元としては、江戸時代~明治時代に大阪の商人が商売繁盛を祈ってはじめたという説もあれば、いやらしい話ですが江戸時代に遊郭などの遊び場で女性に太巻きをほお張らせてそれを見て楽しんでいたところから派生したという説もあります。

はい、下ネタですね。まあ下ネタはいつの時代もウケるようです。

でもそんなくだらないことから、商売のために一般常識化して洗脳していったと考えるとすごいことですよね。儲けるために必死です。

 

常識13. シャンプー

「毎日髪の毛をシャンプーで洗う」これを疑問にすら感じてない人も多いかと思いますが、これも化粧品メーカーの撒いたエサです。

今でこそ毎日シャンプーで髪の毛を洗うのは常識になっていますが、実はシャンプーが発売された当初は「月2回はシャンプーで洗髪を!」という広告でした。

それがもっと売りたい企業によって「週一回はシャンプー」になり、「5日に一度はシャンプー」になり、ついには「毎日シャンプー」「朝シャンで1日2回」・・・と頻度を増やしていきました。

そもそもよく考えたら江戸時代とかはシャンプーなんかなかったわけで、ある説によるとシャンプーが薄毛の要因の一つになっていると指摘する声もあるほどです。

細かいことを言うとシャンプーもしっかり洗い流せば問題ないのですが、洗い残しやすすぎ残しによって界面活性剤が頭皮の毛詰まりを起こして抜け毛トラブルに発展します。

毎日シャンプーが生まれた時から当たり前だった僕らからすれば、今更シャンプーなしの生活はちょっとしんどいわけですが、これが作られた常識であることを知っておくのと知らないのとではまた世の中の見え方が変わってくるのかなと思います。

 

常識14. 一日3食

これ意外と知らない人が多いみたいですが、一日3食も食べる必要ないですからね。

この習慣は実はあの発明王エジソンが作ったと言われています。

自身が発明したトースターを売るために「一日3食」というプロモーションを作ったそうです。

これは国にとっても都合がよく、国民が朝昼晩に食費を使ってくれれば消費も増えるし、色んな業界が潤います。

朝昼晩と食べるのが健康的!と盲信している人もいるようですが、進化医学の面からみるとそれは食べ過ぎでこれが健康被害の一因になっているという話もあります。

僕は個人的に進化医学をもとに自己管理しているので、ふだんは一日2食ですし加工された食べ物よりもできるだけ加工過程の少ないもの、自然のものを食べるようにしてます。

 

常識15. 印鑑

印鑑を入れるのはちょっと迷ったのですが、ちょうど今コロナ禍でこんな情勢ですので入れました。

日本では古くからはんこ文化があるので、印鑑自体が撒きエサというわけではないのですが、明らかにもう今の時代に則していないにもかかわらず印鑑が使われ続けています。

とくに会社で取り扱う資料や契約書、その他役所などで提出する資料など、あらゆる場面で日本では未だに印鑑が必要とされる場面があります。

海外では昔からサインが主流ですし、今や電子サインや指紋認証、顔認証などがスタンダードですよね。

不思議に思ったことありませんか?明らかにサインのほうが唯一無二で証明には適しているのに、なぜわざわざ日本では印鑑が必須なのか。

これには大きな利権が絡んでいます・・・。

そもそもみなさんご存じかと思いますが、今のIT担当相である竹本直一氏は、その一方で「日本の印章制度・文化を守る議員連盟(はんこ議連)」の会長も務めています。

どう考えても、日本のIT化が進むわけないでしょう。IT進める責任者がはんこ議連守る立場もやってるんだから、もうわけわからんです。

※追記

2020年6月26日の閣議後会見で、竹本大臣がハンコ議連会長を5月上旬に辞任したことを明らかにしたみたいですね。今は衆議院議員である城内みのる氏という方が会長代行とのこと。

ところがこの方の言ってることも矛盾だらけでまったく収集つかず・・・↓

もうめちゃくちゃですねw

もうある意味今のコロナ禍は、オンラインでのデジタル化を強制的に進めるチャンスでもあると思います。

むしろこれくらいの切羽詰まった状況じゃないと動かない、動けないというのは世界に向けて愚鈍さをアピールしてしまっているように思うのですが。

民間の企業では、いちはやく印鑑を廃止しオンラインサインでの契約書で改定していく流れが出てきています。

このあたりのフットワークの軽さとスピード感がある企業こそ、これからの時代の変化にも対応しうるのだと思います。

最後に

今回思いついた有名なところを紹介しましたが、他にも私たちの身の回りにはたくさんの作られた常識があります。

あなたもおそらく昔から妙に違和感を感じていることや、密かに自分だけが気付いていることなどあるのではないでしょうか?

・・・

僕は今回、別に国や企業の食い物にされてるからといって、それが良い悪いとかいう話がしたいわけじゃないです。

「自分に直接的になにか被害があるわけじゃないし、好きで楽しんでるんだからいいじゃないか!」という人もいるでしょう。

もちろんそれは全然OKだと思うし、常識によっては社会全体の幸福度を上げているもの、社会貢献になっているものもあるでしょう。

ただ基本的にはそういったものは少数派で、そもそも幸福に感じる感情自体が洗脳に組み込まれているというケースも多いです。

まあようするに、

常識を常に疑うということを定期的にして癖付けていかないと、いつかあなたが望まない不本意な搾取にあってカモにされるよという話・・・。

というわけで以上!
最後まで読んでくれてありがとうございました。

あなたが思う「これっておかしくない?」とか「これって洗脳だよね」みたいな一般常識があれば、ぜひコメントで教えてくださいね。

では!