どうも、ミムラです。
今回は、中国輸入転売でたまに起こるトラブルについて、僕自身の最近あったエピソードをお話ししようと思います。
まあタイトルの通りなのですが、「販売ページの商品とは微妙に異なった商品が届く」というなんとも中国業者らしいトラブルです・・・。
どうしてもあるんですよね。こういうトラブルって。海外業者相手にしてると、とくに。
今後同じようなトラブルを踏まないためにも、失敗談としてぜひ参考になればと思います。
パンツのスリットありなし問題
実際にあった経緯を記しておきます。
今回トラブルの元となった商品は、とあるレディース向けのアパレル品です。具体的にはセットアップのスポーツウェアです。
アリババでまとめて安く仕入れたかったので、ラクマート(代行業者)に依頼して見積もり、その後国際輸送してもらいました。
そしてスムーズに商品到着。
透明の袋から中身がだいたい確認できたので、袋から出さずに綺麗に折りたたんでパッケージされてある状態で写真を撮り、フリマアプリに掲載して販売しました。
掲載時にはその時に仕入れた業者の販売ページにあるモデルさんや着用後の写真を混ぜて使って、イイ感じに出品。
今思えばこの時ちゃんと袋から一度出して、写真を撮るなり検品しておけばよかった・・・。
後日、一件注文が入ったので配送手続きを済ませて、さらに数日後お客さんから到着連絡がきました。
・・・そこには意外なクレームが。
到着した商品が写真と異なります。パンツの横部分のスリットが可愛いと思ったから買ったのに、スリットが入ってなくてまっすぐの形になってます。
え?うそ?
いやたしかにアリババで仕入れリサーチするときに、似たようなウェアでスリットのあるタイプとないタイプがあるな~とは思っていましたが、販売ページを確認してスリットの入っているタイプを買ったはず。
これはおかしい。
さっそくラクマートの履歴で確認。するとやはり販売ページのモデルさんが着用しているのはスリットがあるタイプのものです。
急いで届いた在庫品をいくつか袋から出してパンツを確認してみたところ、やはりお客さんが言っている通りスリットがない・・・。
これはいかんでしょ・・・!!
ラクマート(代行業者)に問合わせる
ということで、さっそくラクマートのカスタマーサポートに問い合わせ。内容はこんな感じ。
注文番号○○○○について。販売ページの商品とは異なる商品が届いています。今回購入したのはパンツ横にスリットがあるもののはずですが、到着したのはスリットがない別タイプのものです。写真も添付しますのでご確認ください。
すぐに業者に連絡して確認しますとのことで、翌日返信が来ました。
実際のやりとりはこちら↓
そして翌日、業者から届いた提案を伝えてきたがこちら↓
??????
全額返品のうえ返金か、もしくは無償で写真と一致するものを送り直してくれるのかなと思って期待したのですが、どうやら一部返金でことを収めたいようです。
しかも一着あたり2元?基準がまったくわからんし意味不明。
とそのまま思ったことを伝えました。業者も悪いけど検品してるのにそのまま通してくるラクマート(代行業者)にも非があるでしょ?という旨です。
輸入代行業者って検品してないの?
というか、そもそも代行業者なんだから手数料貰ってるんだし、検品もちゃんとしてるんじゃないの?してないの?検品の時点で商品が違うってなんで気付かないの?
という疑問をそのまま業者にぶつけてみましたが、どうやらラクマートの無料検品ではサイズ、カラーの確認のみしているとのこと。
今回のように商品の細部までの確認や、不良品などの見極めなど検品は有料で提供してるとのことでした。
まあ、じゃあ仕方ないか・・・。
結局全額返金はしてもらえませんでしたが、なぜか返金額を上乗せしてもらえましたw
言ったもん勝ちかよ。ほんと謎。
結局購入代金の30%を返還という形で収束しました。
いちおう最後に、
こういうことってよくあることですか?今後も利用するにあたって販売ページと違う商品が届くことが頻繁になるなら、かなり問題だと思うのですが・・・
というようなことを聞いてみましたが、今後こういったことがないよう注意、努力していきますというフワッとした感じで終わりました。
まあはなから期待してないし、もういいや。ってなった。
・・・
でもこれたぶんラクマートに限らず他の業者でもそうだと思います。
検品してるっていいますけど無料だとたぶんサイズとかカラーをパパッと確認してるくらいだと思うので、細かいところまでは期待できそうにありません。
このあたりは国内転売とは違って中国輸入転売のデメリットであることは前々からわかってはいましたが、
まさか販売ページの写真が違う写真が使われているとなると・・・これもう防ぎようなくない?ただの不運としか言いようがないというか・・・。
まあ稀かもしれませんが、こういうこともあり得るってことだけ、頭の片隅に置いておくのがいいんじゃないかと思います。
購入者さんがたまたま優しい人で助かった
結局、ラクマートのほうはそれで終わったし、今回僕から購入してくださった購入者さんもたまたま本当に優しい方で、クレームもキャンセルもなく評価も下げずに取引完了してくれました。
残念ですがこれでいいです。今回はこのまま取引完了としますが、他にも同じ思いをする人がいるかもしれないので、商品詳細ページに「※実物と違います」とか「スリット入ってません」とか書いておいたほうがいいと思いますよ。
最後にこういったメッセージをいただきましたが、ごもっとも・・・。本当申し訳ない。
とりあえず速攻で出品中の商品画像を差し替えて、スリットのない画像を使うことで対応しました。
今回のトラブルで得た2つの教訓
今回たまたまほんと良い人でごちゃごちゃならなかったですが、これがもし激しいクレーマーだったり、一着ではなく数着ポンポン売れたあとに見つかっていたらと思うとゾッとします・・・。
だからといって、たまにしか起こらないこういったトラブルを回避するために毎回有料検品するのかというと、採算が合わないのでやりません。
なので今回の教訓を活かして、今後はロットが多いものや高額なもの、ここぞという時にはしっかり有料検品で見積もり出してもらおうと思います。
ちょっと割高になりますが、後々の面倒なトラブルリスクを考えると一考の余地はあると思います。
- 商品到着時にしっかり商品を広げて検品・確認する!
- 仕入れロットや金額によっては有料検品オプションも検討する!
今回学んだことです。当たり前ですが、改めて身に染みたという感じ。
とりあえず仕入れた商品は一度広げて細部まで確認しないとダメですわ。とくにアパレルとかはチェックもそこまで難しくないし、多少面倒だけどやるべきですね。
ぜひ中国輸入転売やられる方は、同じトラブルが全然起こりうると思うので気を付けてみてください。ではでは!