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【注意】フィリピンのタクシーでぼったくりに遭わないための対策3選

どうも、ミムラです。

フィリピンでマニラ空港(ニノイ・アキノ国際空港)に日本人旅行者が初めて降り立って、市街地に移動しようとする際、まず喰らう洗礼がぼったくりです。

とくにヒドイのが、タクシーのぼったくりです。

必ずと言っていいほど、ふっかけてきます。日本人だと、逆に「ぼったくりに遭ったことない」という人のほうが少ないのではないでしょうか。

そこで今回は、一年の1/4ほどをマニラで過ごしている僕が、タクシーで法外な値段をぼったくられないための対策をお伝えします。

フィリピンの移動手段は車が基本

フィリピンの移動手段はジプニー

旅行者がフィリピンで使える移動手段は基本、車(タクシーなど)です。

とくにマニラだと歩くのは危険だし、暑いし、電車やバスなどのインフラなどもまだあまり整っていないため、車を使わないと相当不便です。

ジプニーと呼ばれる乗り合いバス(上の画像)もあって、近場に行くなら安くて便利ですが、初心者には乗り方も降り方もわからないと思うので、ハードル高いと思います。

ちなみにジプニーはどこ乗っても降りても一律9ペソ(約20円)と激安です。

フィリピンでは空港職員や警官も信用するな

フィリピンでは空港職員や警官も信用するな

旅行者が空港を出て、周りをキョロキョロしていると、必ず誰かが「タクシー?」と聞いてくると思います。

時には、空港の職員や、警官っぽい人が話しかけてくれて、道案内をしてくれたり、荷物を持ってくれたり、タクシーを探しいてくれたりします。

ただ、注意してください。

やたらと親切に笑顔で近づいてくる人は、99.9%チップ目当てです。ありがとう(Thank you)といって断るか、無視してOKです。

いちいち対応してたらきりがないので、適当に流して早めにホテルまで移動しましょう。

ちなみにここだけの、汚職警官や職員も結構いるので、逆に融通が利くときもあったります。

例えば、空港で大行列に並んでいたりすると、お金を握らせれば最前列に入れてくれたりします。

僕も何度か向こうから交渉されました。高すぎて断りましたけど。

フィリピンのタクシーにぼったくられないための対策3選

空港を出ると、とにかくたくさんのタクシーが待機していて、「Hello!」とか「Hey Boss!」とか言って、車に乗るよう誘われます。

言われたままタクシーに乗ってしまうと、ぼったくられる可能性99.9%です。

必ず、乗り込む前に対策・確認するようにしてください。

対策1. 乗る前に金額を約束する

ホテル名など目的地を伝え、いくらで行けるか?乗り込む前に確認したほうがいいです。

「How much will it cost to get to 〇〇?」とかでOKです。

すると、だいたい2000ペソとか、3000ペソとか吹っ掛けてくるので、ハッキリ「No」と言いましょう。

ここで値段の交渉に入ります。

その前に、だいたいいくらくらいが相場なのかわからないと交渉できないと思うので、僕の肌感覚での相場は以下です。参考にどうぞ。

  • マニラ空港→マカティ市街:400ペソくらい
  • マニラ空港→BGC:600ペソくらい
  • マニラ空港→マラテ地区:500ペソくらい

たぶんこの値段を言っても、相手は食い下がってくると思うので、あまりしつこいようならバイバイして別のタクシーを探しましょう。

まあどのタクシーも似たようなものなので、「早くホテルにチェックインして休みたい」という人は、少々高くてもOK出しがちですけどね。それはそれでOKだと思います。

数人で乗るときは金額を聞くだけでは不十分

ちなみに、複数人で乗り込むときは「500ペソOK!」とか言われたとしても、全員で500ペソなのか、一人500ペソなのか、これを必ず確認してください。

例えば3人で乗った時などに、降りるときに1500ペソ要求してきたりします。

「500ペソって言ったやん!」というと、「言ったけど、一人500ペソに決まってるだろ。約束は守れ」とか言ってきます。

トラブルの元なので、そうならないよう事前に必ず確認したほうがいいです。

対策2. メーターを使用するよう言う

タクシーにはメーターがついています。

ぼったくる運転手はメーターは使わないので、馬鹿高い言い値で要求してくるわけです。

なので、乗る前に必ずメーターを使ってほしいという旨を伝えましょう。

「Please use the meter」とかでOKです。英語ができない人は、メーターを指さして、ジェスチャーでも何でも伝わるまで頑張ってください。

ただ、運転手が適当に返事して「伝わったか伝わっていないか」不安な人もいると思います。

なので、できたらメーターよりも、1で紹介したはじめに目的地までの金額を決めるほうがおすすめです。

対策3. Grabを使う

正直、一番のぼったくり対策がこれです。タクシーは使わないという選択肢。

正直、僕も移動手段としてタクシーを使うほうが稀で、フィリピンにいる間はほぼ100%Grabで移動してます。

Grabが使えれば、こういったぼったくりとは無縁になるし、トラブルも起こらないので確実に一番便利でおすすめです。

若い人は抵抗ないと思いますが、もし年配の人でアプリとかようわからんと言う人もいると思います。

ですが正直、そんなこと言ってる場合じゃないです。それくらいGrabは使えないとデメリットが多すぎて、生活必需品レベルです。

 

Grabとは配車アプリです。スマホでインストールして、クレカを登録すると、使えるようになります。

迎えに来てほしい場所と、行きたい場所を入れると、近くにいるGrabドライバーが数分で迎えにきてくれます。

わからない人は、Grabの使い方とかで適当にググってください。

昔はフィリピンでもUberが使えたのですが、今は使えません。Grabのみです。

フィリピンマニラは渋滞が最悪レベル

ぼったくりや詐欺ではないですが、フィリピンマニラでは毎日のように大渋滞が起きるという問題があります。

とくに夕方5時~7時くらいの時間は、みんな仕事が終わって帰宅ラッシュが始まります。

これに巻き込まれると、通常15~20分で行ける距離でも、平気で2時間ほどかかったりします。

一番最悪なのが、金曜日の夕方~夜です。気を付けてください。

旅行中はできるだけ時間を無駄にしたくないと思うので、ラッシュアワーに巻き込まれないように早めに移動したり、時間をずらしたりする工夫はしたほうがいいです。

フィリピンの運転マナー

フィリピン人は、車についている機能をフル活用します。

とくにクラクションはめちゃくちゃ鳴らします。怒っていても、怒ってなくても鳴らします。

日本では喧嘩やトラブルになりそうなレベルなので、はじめは驚かれるかもしれませんが、彼らにとってはふつうなのであまり気にしないようにしましょう。

また「車間距離」という概念をもったドライバーが非常に少ないです。

ビッタビタに付けて走るので、これも大渋滞が起こりやすいひとつの原因と思います。

最低限の英語力は持っておくといいです

タイやベトナム、インドネシアなど他の東南アジア諸国では、英語が通じないことが多々ありますが、フィリピンでは、タクシー運転手ですらほぼ全員に英語が通じます。

なので、旅行に困らない程度の最低限の英語力をつけておくと、何かと困らないですし、滞在中とても楽しく過ごせます。

現地の人とコミュニケーションをとるのは新鮮ですし、まったく違う文化に触れることも、英語が通じればより深くまで入ることができます。

「海外旅行で英語ができなくて困った経験がある」という人は、今回のフィリピン滞在に向けて勉強してみてはいかがでしょうか。

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