どうも、ミムラです。
今回は、僕が英文法を勉強するうえで一番役に立った書籍「一億人の英文法」を紹介したいと思います。
めちゃくちゃ売れてる本なので持ってる人も多いと思いますが、これ本当にいいんですよ。
僕もこれまで色んな英語学習の本を買い漁ってきましたが、こと英文法に関しては間違いなくこの本がベストだと思います。
むしろこれさえあれば他何もいらないレベルなので、英文法の勉強したい人はマジでぜひ一度読んでみることを強くおすすめします。
僕が「一億人の英文法」をオススメする4つの理由
- 簡単な日本語でまとめられている
- 感覚的に理解しやすい(ニュアンスが掴みやすい)
- 情報が網羅されている
- コラムがレベル別に分かれている
他にも細かいところでイイところはたくさんありますが、主に上記4つが素晴らしい点だと思います。少し詳しく解説します。
1. 簡単な日本語でまとめられている
たまにあるじゃないですか。解説の日本語が堅苦しすぎて難しくて、結局何を言っているのかよくわからない勉強本。あれまじで何も読者のことわかってないですよね。
でもこの本は真逆です。小学生でも理解できるレベルのめちゃくちゃわかりやすい簡単な日本語で説明してくれてるので、スッと頭に入ってきます。
しかも、「文法用語」をほぼ使わずに説明してくれているのが素晴らしいと思います。
2. 感覚的に理解しやすい(ニュアンスが掴みやすい)
わかりやすい日本語解説なので、文法を機械的に説明されている感じがせず、感覚として理解できるように工夫されています。
ニュアンスが掴みやすく、「日本語でもよく○○とか言うでしょ?あの感じ」とか、「○○みたいなイメージで考えるとわかりやすいよ」とか、そんな感じで解説してくれてます。
言葉だけじゃなくイラストでイメージ解説しているところもGoodです。
例えば、「Have」を「持つ」と直訳的に覚えてしまうと、色々英語表現ではつまづくことも出てきます。
でも、上のイラストのようにイメージ+解説があると、より自然に英語が理解できるようになります。
3. 情報が網羅されている
この文法書、かなり分厚いです。700ページ弱くらいあります。でもその分、英語文の基本から応用まで、かなり網羅的にマスターすることができます。
とはいえ、読むのが大変かというとそこまでじゃなくて、上でも言ったように難しい日本語は使われてないので、スムーズに読み進められます。
ちょいちょいジョークみたいなもの織り交ざっているので、勉強が苦手な僕でもどんどん読み進めることができました。普段あまり本を読まない人とかでも読みやすいと思います。
4. コラムがレベル別に分かれている
解説中に頻繁にコラムが挿入されているのですが、ここで補足や注意点などを解説してくれています。
で、このコラムもレベル別に分かれているので、全部理解する必要はありません。
重要度が低いコラムまではじめは頭に入らないと思うので、僕の場合は重要度の高いコラム、もしくは面白くて印象に残ったコラムだけ覚えるようにしてます。
何度も繰り返し勉強するうちに、余裕ができれば重要度低めのものもちょっとずつ取り入れて勉強するようにしたいと思います。
このコラムがレベル別に分けられているのも、とても便利です。
一度で完璧に読み込むな!適当に何週も読むのがオススメ
当たり前ですが、一度読んだだけですべて完璧に覚えられるわけがありません。天才の人なら別だけど、僕は凡人なので何でも反復しながら覚えていくしかないわけです。
でもがっつり真剣に読み込んで、何周も勉強するほど、僕は勉強が好きじゃない。
そんな僕がとった本書の使い方としては、以下のような感じです。
- まずはじめに全体を適当にザっと目を通す
- 面白くないところは飛ばす
- 次に興味あるところだけピンポイントで読んで勉強していく
- 残りの読み飛ばしたところも軽く目を通す
- 知りたい(使いたい)表現をまず徹底的にマスターしていく
- わからないことがあれば都度読み返して活用
僕のような勉強嫌いには、このやり方が結構おすすめです。参考までに。
一度でじっくり覚えようとするよりも、何度もやる前提で軽く何周もするほうがはるかに記憶に定着するらしいです。たしか何かの実験ですでに立証されてますよね。知らんけど。
とにかく、本も分厚いし一語一句ぜんぶに目を通していたら、いくら読みやすい本とはいえ疲れてしまうと思うので、はじめは適当に読んで、行き詰ったら興味あるところだけ読んでいけばOKです。
何年も勉強しながら、その都度わからないことは読み返して活用すればいいだけだし、そういう意味でも一生使える文法書です。
アウトプット前提のインプットで吸収力を高める
これは英文法の勉強に限らずなんでもそうですが、アウトプット前提で勉強することはかなり大事だと思ってます。
僕は英語も実践ベースで勉強するので、「あーこれあの時言いたかったけど出なかったやつだ」とか「これ使えるわー」とか、アウトプットをリアルに想像しながら勉強していきます。
これをやると、色んな表現で自分なりに勝手に例文を考えるようになるので、ただ単に読み進めるよりもはるかに吸収力が上がります。
はじめは自己紹介英文でも何でもいいので、自分なりに文章を組み立ててそれを何も見ずにスラスラいえるくらいまで練習しておくと、何らかのリアルな場面できっと使うときがくると思います。
英文法がわかってないとリスニングができない
英会話をマスターするうえで、文法というのは避けては通れません。
もちろん意思疎通であれば、単語の羅列とジェスチャーだけでもある程度伝わったりします。でもそれだけだと、人間同士の深い会話はできません。
基本的な英文法がわかってないと、まず文章として組み立てて話すことができないし、相手の話も理解できないからです。
とくにリスニングに関しては、文法がわかっていないとかなり難しいです。
単語とかももちろんわかるに越したことはないわけですけど、文法も同じくらい大事だなと感じます。僕も文法を勉強するようになってからリスニング力も上がったと思います。
とはいえ、僕もまだまだ未熟なので勉強は毎日やってます。たまに文法で迷ったときは本を開いて復習してます。
定期的に勉強していると、「あーこれそういう意味だったのね」みたいなことも多々あるんですよね。
書いてあることが以前読んだときよりもフッと腹落ちしたときに、自分の英語レベルが上がっている実感も持てるので、そういうのがモチベーションアップになったり。
というわけで以上、英文法を独学したい人はこの本「一億人の英文法」まじでオススメという話でした。
また良書あれば紹介したいと思います。
もしこれを読んでいるあなたも、他に「これも良かったよー」とか「おすすめだよー」みたいなのあればぜひコメントで教えてください!
他にも、僕が英語独学している中でおすすめの方法やツールなど紹介しています。下記にまとめておきます。
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