こんにちは、ミムラです。
今回は、初心者さんのために「失敗しない海外積立の始め方」を解説します。
この記事でわかることは、以下です。
- そもそも海外積立保険ってどんなやつ?
- 海外積立保険のメリット・デメリットは?
- 海外積立保険はどうやって始めるの?
- 海外積立保険にはどんな商品が人気?
僕自身、数年前に海外積立を始めるにあたって色々調べあげ、足を使って情報を蓄積してきました。現在は複数の海外保険に加入しています。
では、さっそく本題に入りましょう。
海外積立保険とは?
海外積立とは、一般的には海外のオフショア(税制が優遇された地域)などに籍をおく保険会社の積立型保険をいいます。
日本の積立型保険とおなじく、例えば毎月2万円ずつ積み立てていって、15年後など設定した満期になれば元本よりも多くの返戻金が返ってきます。
会社が海外にあるからといって、海外にわざわざ渡航する必要はなく、保険会社の社員と直接やりとりをするわけではないので、外国語を話す必要もありません。
支払い方法としては、クレジットカード引き落としが多いので、契約すれば毎月自動で勝手に積立てていかれるような感じです。
日本の積立保険との大きな2つの違い
1. リターンが桁違い
海外保険の特徴は、とにかく貯まる増える。これにつきます。
日本だと30年積立ても返戻金は拠出額の120%くらいしかなりませんが、海外保険だとたった10年で120%、20年なら160%などが当たり前です。
商品によっては、5年払い込みで40年後に10倍近くになるものもあります。
リターンが大きい一番の理由は、保険会社自体がオフショア地域にあり税制的に優遇されているため、利益分を顧客に還元できるところにあります。
1-1. 海外ではこれがスタンダード
オフショア保険のリターンは日本保険では考えられない増え方ですが、海外ではこれが当たり前です。
むしろ、海外ではこれがスタンダードであり、例えばイギリスとかは日本のように公的年金制度がないので、老後資金を作るために多くの国民が海外保険会社の積立商品を活用しています。
逆に、日本の保険はショボすぎて「本当にこんな保険に日本人はみんな入るのか?」とびっくりする外国の方も多いです。
1-2. 死亡保険金も増える
あと、海外の積立型生命保険の場合は、返戻金はもちろんですが、死亡保険金も年々増えるのが当たり前です。
死亡年齢が高くなればなるほど、死亡保険金も増えていきます。
これも日本の保険ではありえません。日本の死亡保険金額は、はじめに設定したらいつ死んでもその額です。
2. IFAが一任勘定で運用してくれる
日本だと、僕らと保険会社が直接契約してお金を預けるわけですが、海外ではお客さんと保険会社との間にIFAという第三者機関が入ります。
IFAはいわばプロの資産運用機関のようなもので、このIFAが実質的には預かった資産を運用して増やしていってくれるわけです。
お客さんは保険会社と直接契約できないシステムになっています。
IFAは自由に選べるし、場合によっては運用実績を見ながら途中で別のIFAに移管することも可能です。
海外積立保険のメリット・デメリット
メリット1. 手堅く資産形成ができる
あまり知られていませんが、日本の積立保険が利回り0.7%とかに対して、海外保険は4%5%は当たり前です。
商品の中には元本確保型もあり、15年で最低でも140%は確保されている商品もあります。
どう考えても、日本で積立てるよりはるかに上のリターンが狙えます。
メリット2. 特別な知識や専門スキルも必要ない
海外保険はIFAに運用を一任勘定するので、投資初心者でもプロでも誰がやっても結果は同じです。
誰でも簡単に始められるハードルの低さがあります。
メリット3. 資産を国際分散できる
環境の違う場所に資産を分散させておくことは、資産形成では常識でとても大事なことです。
海外積立では通貨は選べますが、基本はドル建てで海外の保険会社口座に積立てていかれます。
デメリット1. 国内に情報が少ない
海外保険の情報は、金融庁によって規制がかかっているため国内で得られる情報はかなり限られています。
なので、初心者の人がインターネット上で調べても、何が正しい情報で何が間違った情報なのか、その情報自体の取捨選択が難しいです。
できれば、自分で身銭を切って実際に投資している人、経験者から話を聞くのがベストです。
デメリット2. 悪質なブローカーがいる
さらに残念なことに、日本人をカモにしようとする日本人ブローカーもいます。
海外保険の一側面だけのメリットだけを伝えて、自分の利益のみを追求して商品を勧めてきます。
ブローカー選びは海外保険において最重要事項でもあるので、失敗しないためには信頼できる相手から契約するのが一番大事です。
海外積立保険を始める手順
日本に住んでいる日本人が海外積立を始めるには、
- ブローカーを探してと契約を結ぶ
- ブローカーがIFAへ手続き
- IFAが保険会社へ手続き
- 契約完了
こんな感じの手順になります。
英語力と知識に自信がある人は、海外のIFAを探して直談判してもOKです。
でも99%の人は、僕もふくめて、ふつうは日本人のブローカーを通して契約し、契約後も保険会社との間にIFAとブローカーを通して手続きを行うことになります。
なので、前述したように、信頼できるブローカーを探すのがまず第一関門になります。
無料相談をやってるブローカーは国内にもたくさんいるので、僕もはじめは色々探してコンタクトとってみるところから始めました。
そこで色んな人から色んな話を聞くなかで「この人なら」と思える人を選んで、契約に進んだという形です。
悪質紹介者の見極め方や対策については、こちらで解説しています。
質問や相談ある方はこちらの問い合わせフォームからメールくれたらと思います。
海外積立のおすすめ保険商品
- エボリューション(ITA社)
- S&P500(ITA社)
- クアンタム(RL360°社)
- ライフブリリアンス(SunLife社)
ほんの一部ですが、多くの海外積立に投資している日本人に人気があるのが、だいたいこんなところです。
古い商品がなくなって新しい商品ができたり、年々変化はしていますが、このあたりはロングセラーで支持されています。
僕自身が投資している保険商品は複数あって、ここには書いていませんが、見る人が見たらかなり魅力的な投資商品です。
もちろん保険会社自体も有名どころで、世界格付け的にも問題ないです。
ブローカーによっては、自分の利益率が高い商品をあれこれ理由をつけて勧めてきますが、言わずもがなそんな輩とは契約しないほうがいいです。
そういうのは話半分で無視しながら、自分の目的や資産状況に沿った商品を選ぶのが一番です。
海外積立は中長期でオイシイ
国内の最も優れた資産形成ツールとしては、iDeCoと積立NISAがあります。
- iDeCoは超長期
- 積立NISAは短中期
こういうスパンで投資していくものですが、ここにさらに海外積立を並行して走らせると、一番効率よく初心者でも資産形成を行うことができます。
- 海外積立は中長期
この3つを同時に走らせることで、無駄がなくしっかりリターンの見込める投資ができるので、ぜひ知らなかった人は視野に入れるといいと思います。
海外積立やオフショアについては、下の動画コンテンツと記事でも学べます。