どうも。こどもの教育には投資を惜しまない、ミムラです。
タイトルにあるのでもう言ってしまいますが、
学資保険なんてマジでやる意味ないし、ただただモッタイナイからやめた方がいいですよ。
子どもの教育費用を作るなら、海外積立が最適解のひとつです。そのほうが圧倒的に貯まるし増えるし効率的だからです。
日本のクズすぎる学資保険の返戻率
日本国内の保険会社の学資保険って、返戻率だいたいどのくらいか知ってますか?
だいたい約95%~105%くらいです。
返戻率っていうのは、ようは積立てた金額に大して、満期時にどのくらい払い戻されるかっていう数字です。
会社や商品によって多少差はありますが、ほんのわずかです。
わかりますか、このヤバさ。
100%以下なんて元本割れしてる状態だし(実際は増えてる分以上に手数料取られてるだけ)、増えても105%ですよ?
例えば15年間で300万円積立ても、たったの315万円、つまり15万円しか増えません。
15年もの長期を捧げたわりには、あまりにも小さな投資です。
同じ15年間、積立てた金額をふつうの投資に回せばふつうにもっと資産は形成できます。
まあ増えにくいけど、リスクないからいいじゃん
という人は、残念ながら間違ってます。
失った時間があります。機会損失みたいなもんです。
保険+貯蓄を同時にやろうとする愚かさ
学資保険が増えないから無駄という話をすると、決まってこんな風に言う人もいます。
積立だけじゃなくて保険もついてるし、万が一自分たち(親)が死んだときに子どもだけでも助けてあげたいじゃん
たしかに保険機能がついている学資保険なら、契約者が死んだときは残りの払い込みは免除されるので、支払う必要はありません。満期時には満期分支払われます。
中には、医療保険とかも一緒になったパッケージ商品みたいなやつもありますよね。
ぶっちゃけ、無駄すぎです。
そんなことするなら、保険は保険で掛け捨ての死亡保険にでも入っておいて、積立は別でやったほうが遥かに効率的です。
医療保険なんてそもそも要らんし↓
ようするに、保険会社に何でも頼ろうとするからバカ高い手数料ぼったくられて、カスみたいな商品買わされるわけです。
思考停止で自分で調べたり勉強するのを避けて、人任せで貯蓄と保険を同時にやろうとするからカモられるわけのです。
学資保険の代わりに終身保険と抱き合わせで?
あと最近では、学資保険の代わりに「外貨建ての終身保険」や、「複数の保険商品を組み合わせ」で加入させようとするFP相談や保険代理店があるみたいです。
もうお分かりかと思いますが、絶対にやめておきましょう。
ぶっちゃけ学資保険の相談受けてるセールス側の心理って、以下です。
- 学資保険がクソ商品だと気づく消費者が増えてきた→
- 保険商品売れなくなる→
- 儲けがなくなるどうしよう→
- 学資保険の代わりになる商品勧めよう→
- あわよくば複数契約させて儲けてやろう→
- 大して魅力的じゃない(自分ならやらない)けどお客さんに損させるわけじゃないし、商売のために多少自分の心を騙してセールス頑張ろう。。。
売ってる側も、たいしてやる意味ないとは思ってるんですよ。
でもやる意味がないわけじゃないし、メリットも多少あるから毎回説明してるうちに心が麻痺してきちゃって、平気でクソ商品勧めるようになるんです。
厳しい言い方かもしれませんが、これが現実です。
学資保険に平然と加入しようとする人たちもある意味犠牲者
でも別に学資保険やってる人がバカだとか、どうしようもないとか言ってるわけじゃなくて、誰にも教えてもらってないから知らなくて当たり前なんです。
ある意味、日本の教育やメディアの犠牲者でもあります。
- 大事なことなのに学校でも誰も教えてくれない
- 親世代からピントのズレた教育を受け続けて大人になる
- さらに常日頃メディアからも洗脳される
だからある程度は仕方がないことなんですけど、仕方がないで済まされないじゃないですか。ね。
知ってる人は知ってるわけで、勉強してる人は勉強してます。
自分で努力して情報を取りに行って、搾取されないように注意しながら、自分で管理して資産形成してるんです。
日本人の7割が知らない海外積立(オフショア積立)
冒頭でもお話しした通り、学資保険の代わりにやるなら海外積立が最適解の一つです。
海外積立とは、海外のオフショア地域に籍を置く、外国の保険会社が提供する積立保険です。保険という名前がついていますが、投資信託に近い積立商品です。
日本人のほとんどは、この存在について知りません。
なぜなら、海外の保険会社の情報は金融庁によって情報規制され、僕たちが日本国内でふつうに生活していても見聞きすることはないからです。
なぜ国は海外の保険商品を規制しているか?
単純に、日本の保険商品より優秀すぎて、みんな海外の商品に流れてしまうからです。
国内の保険会社に入る人は誰もいなくなって、潰れてしまったら困るからです。
その背景には日本の借金や、国債絡みのこともあるのですが、ここでは話がそれるので省きますが、とにかくそれほど優秀な商品が海外にはふつうにあるのです。
そして、世界中の人達はもちろん、情報を持っている一部の日本人は、その保険商品をふつうに活用しながら資産形成しています。
学資保険に代わる海外積立の一例
海外積立のメリット、国内の積立保険との違いは主に以下です。
- 複利運用で返戻率がケタ違いにいい
- 途中取り崩し可能など自由度が高い
- 満期後も運用できるため分割受け取りで利益を最大化できる
ようするにわかりやすくまとめると、日本の学資保険とは違って、増えるし柔軟性があるってことです。
例えば、
人気の高い海外積立商品のひとつに、インベスタートラスト社(ITA)のエボリューションという商品があります。
- 積立額は最低毎月100ドル(約1万円)~
- 減額、増額は自由に変更可能
- 途中取り崩し可能
- 満期後も運用してもらえる
- ロイヤリティボーナスあり
簡単に言うとこんな感じなのですが、エボリューションの詳細は以下の記事でも解説しているので、興味ある人は読んでみてください。
選ぶファンドやIFAにもよりますが、利回りはだいたい6%くらい見ておくといいでしょう。日本の積立の利回りが0.7%とかなので、単純に9倍くらいあることになります。
同じ積立額なのに、9倍も多く増えるわけです。。。
海外積立の魅力のひとつは「柔軟性」
さらに、途中の取崩しが可能なので、子どもの成長に合わせて自由にお金を出し入れできるのも利点のひとつです。
例えば、以下のようなケースです。
- 小学校に入ってから卒業まで、6年間はコツコツ積立てる。
- 中学は私立に入るから、積立たぶんから取り崩して費用にあてる。
- 出費がかさむ期間は積立を停止したり減額したりして、調整。
- 中学卒業して高校に入って、また余裕ができたら積立再開。
- 大学入学で要りようになるので、また取り崩しと減額。
- 大学卒業あたりで満期を迎えたら、あとは徐々に積立てた分を受け取る。
こんな感じで、複利運用で増やしてもらいながら、取り崩して使ったり、余裕ができればまた積立てたりして、資産を増やしていってもらえます。
複利×積立のすごいところは、増えるときは二次関数的に増えていって、取り崩すときは緩やかなカーブを描きながら減っていくところです。
常に口座内の試算が複利運用されているので、放置していても増えていく状態になります。
活用できるのは学資保険の代わりだけじゃない
海外積立はもちろん学資保険だけでなく、色んな用途に利用できます。
世界中の多くのひとが活用している一例としては、老後資金です。
日本と違って、海外の国々では年金システムがない国がほとんどです。そのため自分の老後資金は自分で作らなければいけません。
そこでみんなが利用しているのが、こういった民間の保険会社のセービングプランです。若いうちから自分で積立てていって、将来に備えて資産を形成していくわけです。
なので、もちろん日本人でも自分の老後のために活用する人も多いし、とりあえず毎月の給料を銀行預金するだけなのはもったいないから、海外積立に月2~3万円まわすという人も多いです。
複利を味方につけるためには時間がどうしても必要になってくるため、積立てるとなると10年以上の長期間が必要です。
なので歳を取ってからはじめるよりも、若いうちから始めておくとそれだけで有利です。
無知からくる不信感や恐怖感
学資保険をもし検討されている人がいたら、まず立ち止まって他の選択肢を探しましょう。
もしかしたら、そもそも積立だけ効率よくできればOKという人もいるでしょうし、保険も必要なら掛け捨ての死亡保険を別で検討すればいいだけです。
そして、国内の保険商品だけに縛られる必要はありません。少し海外に目を向ければ、優秀な積立商品はたくさんあります。
えー、海外とかなんだか怪しいし怖そう。
そう思うのも自由です。ただ、、、
あなたのその不安や恐怖は「無知からきている」ということを認知しておく必要があります。
ちゃんと知ればそれがまともなことはわかると思うし、そもそも異常なのはガラパゴス化して情報鎖国されている日本の保険商品の方だということがわかるでしょう。
情報は少ないし規制はされていますが、正しい情報を発信している人もいるし、書籍もたくさんあるし、探せば何かしらの情報はつかめます。
もちろん中にはガセ情報やカモろうとしているクソ業者もいますが、それは日本の投資業界や保険業界も同じです。
かんぽ生命や日本郵政があそこまでやってたことを考えると、むしろそっちのが僕は怖いと思います。
まずは恐れず色んな情報に手を伸ばして、選択肢をテーブルの上に増やすこと。
これが何より大事な一歩です。