会社を辞めるとき、自分の部署だけじゃなく、他のお世話になった部署の方々にもお礼の挨拶まわりをしてきました。
一人ひとりにお礼の挨拶をしていく中で、だいたいの人間が決まって僕に聞くのが、
「次どこか決まってんの?いいとこあったの?」
でした。
会社を辞める理由はもちろんアフィリエイトに専念するためだったのですが、
一人ひとりに同じ説明をするのも面倒だったので「決まっていません、ニートです」と答えておきました(´<_` )
まぁ僕の受け答えはどうでもいいのですが、何が言いたいかというとですね。
国や企業に洗脳されてることに気づいていない人間の多さです。
もう一度会社の人の反応を見てみましょう。
- 僕:今日で最後です、お世話になりました。
- 社員10%:なんで辞めるの?
- 社員10%:次何すんの?
- 社員80%:次どこか決まってんの?
こんな感じでした。
1割くらいは退職理由を聞いてきます。これは職場の人間関係や仕事の忙しさに辞める人もいるので、そういったトラブルがあったのか気になったのでしょう。
残り1割くらいの人が聞いてくるのが、「辞めて何すんの?」でした。
この聞かれ方ならこちらも答えやすいというか、自分の目標の話もしやすいですし、自営業でやっていくって言っても賛成してくれる人が多かったですね。
で、
僕が違和感を感じたのは残り大多数を占める8割の人間。「次どこか決まってるの?」ってみんな言います。
働く(お金を稼ぐ)にはどこかの会社に就職するしかないと、自分で稼ぐ、起業するなんて微塵も考えていないんですね。
「お金を稼ぐ=就職」というこの考え方の多さに日本の教育の凄さを感じました。
いい大学を出て、いい会社に就職して、社会のため家族のために働く。
僕たち日本人が小さい頃から、国や企業に刷り込まれてきた英才教育の賜物ですね(´<_` )日本では模範的で世間体的にも素晴らしいとされる人生です。
誤解されないように言っておきますが、僕はサラリーマンを馬鹿にしているわけではないですよ。むしろ定年まで働き続ける人を尊敬します。
それがその人にとっての幸せなら、誰にも何にも文句をつける理由はないですからね。
ただ、
この日本の国や企業が創り出した自分たちにとって都合のいい教育を、それとは知らずにそのまま生きている人たちの多さに驚きました。
まぁアフィリエイトに限らず何かしらビジネスをしている人は、この教育の違和感に気づいているはずです。
僕らは企業のロボットじゃないんすよね。
昔から轢かれたレールを無視して自由に生きる権利は誰にでもあります。
そして究極のところ、誰かの為に生きる必要もないと僕は思います。
自分自身の為に生きるべきです。
人生もっと楽しみながらいきましょうよ。
僕は会社の人に何も言いませんでしたが、今日そんなことをふと思い出した次第です。