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プレミアトラスト破綻!ヤバ過ぎるずさん経営…僕は解約(清算)することにしました。

どうも、ミムラです。

いやーやっちゃいましたね。

タイトルにある通り、僕はこの度オフショア積立のひとつとして投資していたプレミアトラスト(PA)のPPプランを解約、清算することにしました。

PPプランの正式な商品名はProvest Principal Protection(プロベスト・プリンシパル・プロテクション)といいます。元本確保型の商品です。

15年満期(140%元本確保)契約で今年で運用5年目だったので、満期まであと10年という感じで順調でした。

意味わからん破綻するまでは。

プレミアトラスト側の都合とはいえ、プレミアトラストが提案してきた代替案が呑めなかったので清算したときは当然元本割れします。

それもかなり大きく……。おそらく最悪の場合、当初の清算金の半分程度しか戻ってこないでしょう。

ことの経緯と、僕が今回の件で損切りするという決断に至った理由についてお話しします。

同じくプレミアトラストに投資してる人、そこそこ多いのではないでしょうか。少しでも同士の参考になればと思います。

プレミアトラスト破綻の経緯、なぜこうなった?

ちなみに今回のプレミアトラスト破綻騒動、監査法人であるKPMGからも報告書もすべて目を通したうえで、細かなニュアンスや事実確認のためまたはPAグループの過去の不祥事の件で参考にさせていただいたブログ記事を掲載しておきます。

 

 

まずはここまでの経緯について簡単にまとめると、

  1. PAグループ内での問題トラブルが発端
  2. プレミアトラストの姉妹会社であるプレミアヘルスという医療保険会社が計画的破綻
  3. 同じくケイマン諸島に籍を置いていた同グループのプレミアトラストへも監査が入る
  4. プレミアトラストの経営状態に問題はなかったが同じPAグループなので法律上畳まざるを得なくなる
  5. 仕方なくプレミアトラストのケイマン支社は破綻
  6. プレミアトラストはケイマン諸島で行っていた事業すべてをプエルトリコに移して顧客の証券を再発行
  7. プレミアトラストの顧客は、プエルトリコ籍の新プランへ移行か清算の2択を迫られるハメに
  8. 新プランへ移行に関しては、一部の顧客がものすごく損する内容
  9. 解約するにしても、清算金も未定で期待できないものになっている現状
  10. 僕は7月中に移行継続か解約清算かを迫られたので、解約する方針を伝える

まあざっくりとだいたいこんな流れです。

プレミアトラストのマイページにも急にログイン出来なくなる

僕らお客側としては、プレミアヘルスの当時のことも知らされず、いきなりオンラインのマイページにログイン出来なくなり事後報告で色々聞かされるという最悪の事態でした。

急にログイン出来なくなるってめちゃくちゃ不安ですよ。それしか確認手段がないんだかだら。なんですぐ報告しないの。

プレミアトラスト破綻、原因は経営陣のミス、無知、お粗末さ

とにかく今回の件、同じグループ会社の問題であり、今回の騒動はプレミアトラスト経営陣のお粗末さが明らかな原因です。

プレミアヘルスの計画的破綻を決めた時点で、先にプエルトリコに移管させていれば何の問題もなかった。役員のオフショア金融投資法に関する認識が甘かった。

引用:https://kaigaihoken-kenkyu.com/actual-circumstances/

まさにこれに尽きると思う。

お客さんサイドからすれば完全に「知らんがな」ですが、もう実際こうなってしまった以上はもう仕方ない。

新プランへの勝手な移行に従うか、泣き寝入りするしかなさそうです。

プレミアトラストが提示してきたプエルトリコ移行における新プラン内容がクソ

新しく提示されたのがディスカバリープランを見て、落胆しました。

なぜならこれまでの拠出金が半分近く減った状態からの、しかも運用がまたゼロ年まで戻され一からの再スタートとなっていたからです。

つまり例えば僕の場合だと、5年目まで終わってあと満期まで10年だったはずなのに、移行に伴ってリセットされてまた今から15年間積立てしないといけない状態。

解約して清算しようにも最低半分は元本割れで戻ってこない状態。話を聞く限りでは元本の4分の一程度になる可能性もあるとのこと。

これはさすがに顧客から不満が出るのは当たり前。

それを承知のうえでとは思うけど、プレミアトラスト側の解決案として提示されたのが、

  • 時価額を頭金にして積立を再スタートしてからの十年間、毎年積立元本に大して一定もボーナス(配当)をつける
  • もし移管せず順調にケイマンで運用が続いていた場合の総資産を、十年後上回るボーナスのパーセンテージを設定

ようは、今までよりボーナスを多少上乗せすると言っているのですが、いやそれってどうなの。。。

プレミアトラストの信頼性は地に落ちた

結局これまでの5年+15年で実質20年満期積立てしてるのと同じになるし、そもそも本当に満期で支払いされるのか?

また満期近くになってから、変なトラブルありました~新プランへ移行します~ごめんね~でもボーナスもっと出すから許してね~みたいな感じで逃げられたらたまったもんじゃないですよね。

そんな不確定な未来の絵に描いた餅よりも、こっちは現実的な直近の補償が欲しいわけです。

ちなみにこれは3年以上契約している人が被っている損害であって、2年目以内の人は関係ないです。

運用2年以内の人は、ケイマンでの清算被害を被る前に、資産と証券をプエルトリコに移管できたとのこと。

これも実際はよくわからなくて本当かどうか怪しいもんだと個人的には思ったり。まあ、憶測でしかないですが

「やべーどうしようか。さすがに2年目以内で初期口座の客を清算金ゼロで移行させて、ゼロからの再スタートさせるのはさすがに避難されそうよね」

とか言って、仕方がなく3年目以降の人に苦汁を飲んでもらって2年目以内の人へ補填したんじゃない?とか思ってます。

そもそも本当に顧客の金、分別管理してるのか?事業運営のキャッシュフロー大丈夫か?詳細な決算とか見てないんでこのあたりめっちゃ気になる。。

もし今回の移転に際して、運用資金だけが半分~2/3に減った、顧客の資産は別管理してあるというなら、

おたくの都合とかミスで勝手に破綻して意味わからんゼロスタートの新プラン出してきて、それなら解約したいという顧客に対して、せめて分別管理している資産を清算金として返せばいいんじゃないか?

なんで資産拘束されて、継続したらボーナス上乗せするからって、そんなん誰でも出来るわって話。お金返してくれたら自分で運用するし、そしたらそんなチンケなボーナスよりも遥かに高いリターン出せるから。

僕がプレミアトラスト解約清算を決めた理由5つ

すみません、なんか書きながらまたイライラしてきてつい感情的なまとまりのない文章になっちゃいましたが、改めて解約理由をまとめると、

  1. 新プラン移行で資産を減らされるうえにまた新規ゼロスタート
  2. この先また同じようなことが起こるかわからない
  3. 経営陣、経営体制が間抜けすぎる
  4. 過去にも立て続けに不祥事あり
  5. 追加投資するだけの価値がない

こんなところですね。

ようはもう信用ならんってことですわ。

プレミアトラスト過去の不祥事

過去の不祥事に関してもいちおう載せておきます。

今回の破綻と直接的には関係ないですが、以前からプレミアトラストという会社は欲深いというか何というか、信用ならん間抜けな経営陣で適当にやってたんだろうなぁというのが垣間見えます。

CIMA places Premier Assurance Group in controllership – Cayman Compass

According to the US court filing, CIMA became aware that on 25 Sept. 2019, the SEC had settled cease-and-desist proceedings against Falcon and Cornide, the founders and shareholders of the Cayman insurer, for using investment funds to obtain personal loans and for failing to disclose their personal interest in transactions in which they used additional investment funds.

Audrey Roe, the head of CIMA’s compliance division, stated in an affidavit filed with the US bankruptcy court that the Premier Assurance directors had misrepresented the scope of the SEC investigation and failed to disclose that they were personally subject to investigation.

Roe said there was sufficient evidence that the SEC investigation uncovered the two directors were effectively using Premier Assurance Group as “a piggy bank” by loaning themselves money from its assets.

翻訳※
米国の裁判所提出書類によると、CIMAは、2019年9月25日、SECが、ケイマンの保険会社の創業者で株主であるファルコンとコーニデに対して、投資資金を使って個人的な融資を受けたことや、追加の投資資金を使った取引で個人的な利害関係を開示しなかったことを理由に、停止命令の手続きで和解したことを知った。

CIMAのコンプライアンス部門の責任者であるオードリー・ローは、米国の破産裁判所に提出した宣誓供述書の中で、プレミア・アシュアランス社の取締役は、SECの調査範囲を誤って説明し、個人的に調査の対象となっていることを開示しなかったと述べています。

ロー氏は、SECの調査により、2人の取締役がPremier Assurance Groupの資産から資金を借りて「貯金箱」として実質的に利用していたことが明らかになったという十分な証拠があると述べています。

Premier Assurance Group SPC Ltd.: Public Notice (offshorealert.com)

September 23, 2020
Public Notice by the Cayman Islands Monetary Authority announcing it has appointed Jeffrey Stower and Jason Robinson, of KPMG, to assume control of Premier Assurance Group SPC Ltd. and “found Jorge Eduardo Falcon and Leonardo Cornide, two of Premier’s directors, not fit and proper to hold the position of director of a licensee”.

翻訳※
2020年9月23日 ケイマン諸島通貨庁による、プレミア・アシュアランス・グループSPC社の経営権をKPMGのジェフリー・スタワー氏とジェイソン・ロビンソン氏に委ね、「プレミア社の取締役であるホルヘ・エドゥアルド・ファルコン氏とレオナルド・コーニデ氏の2名が、ライセンス会社の取締役としての地位にふさわしくないと判断した」との公示。

 

今回のプレミアトラスト問題から学べること

  1. 過去の実績や金融機関の格付けも大事
  2. 自分なりの損切りルールは必要
  3. 投資判断はすべて自己責任

過去の支払い実績や金融機関の格付けも大事

今回の件で学んだというか、改めて再認識させられました。

正直、僕がプレミアトラストへの積立投資を決めた理由は「運用で資産を増やしたい」というよりかは「オフショア積立やったことないし興味あるから少額で経験してみよう」というものでした。

なので、こんなことになっても実は意外と冷静というか。

すんなり満期まで追えてお金も増えてめでたしめでたし…とかじゃないパターンも全然あり得るだろうな、という悲観的な想定は頭のどこかにあったように思います。

もともと当初はプレミアトラストとインベスターズトラスト、ロイヤルロンドンあたりで迷ったのですが、一番日本人顧客の少ないリスクの高そうなPAにあえて投資してみました。

PAはITAやRL360に比べて、実績も格付けもありませんでしたしね。

そういう意味では、やはり過去の支払い実績とか世界的格付けとかはある程度やっぱり大切かもですね。

実績のない会社はいくら運用が良くてもこういうトラブルや不祥事の可能性は高めなのかなと思います。

自分なりの損切ルールを

あと、今回僕が新プランで継続せずに大損してでも清算すると決めたのは、やっぱりふつうの投資で考えても「破綻とか不祥事繰り返してる会社に追加投資するか?」って考えたら、やっぱりしないですもんね。

いくら満期時のボーナス上乗せするって言われたところで、そんなのただの口約束レベルでしょう。

また何か行く先々問題が起こったら、清算を先延ばしにして不確定な餌でつるんですかって話。

どう考えても、ここは反省を踏まえて損切り一択です。

すべては自己責任

あと今回の騒動で、プレミアトラストへ投資してる人の中には仲介業者やブローカーにボロクソ文句言ってる人もいるみたいですが、それはちょっと筋違いです。

文句言ったところでその人からしてもどうしようもないですから。

もちろんプレミアトラストを勧めた本人からすれば多少後ろめたいというか、申し訳ない気持ちはあるとは思いますが、

最終的に投資すると決断したのは僕だしあなたなので、あがくのは自由ですがやっぱりどこまでいっても自己責任でしょう。

ピンチや窮地にその人の本性が出ると言われますが、そういう文句たらたらの人はいつまでたっても成長がないし、他責思考のまま老害化していくと思う。

まあ個人的には関わりたくない人ですね。

人間間違ってもOKですが、反省は必要です。これも経験値になるし、反省を踏まえて今後に活かしていきましょう。

まあ僕もそんなに出来た人間じゃないんで、対応に不満や納得できない部分は全然ありますよ。書きながらイライラぶり返してきたし。

まあもう今回ばかりはどうしようしね、ちょっとでもカッコつけて締めたいと思いますよ。

ではでは

早くて2021年10月に清算金の提示が出るらしいのでまた詳細報告します。

もし同じPAトラブルに巻き込まれた方、情報やいい解決策などあれば何でもいいので連絡ください。

情報交換させていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。