少し前に肋間神経痛という症状になり総合病院にいったのだが、その際に念のため胃の内視鏡検査もしてもらった。
そして病院のながーーーい待ち時間の間に、こんなツイートをした。
胃カメラ検査終了。麻酔で受けたから痛みとかは一切なし。爆睡。まだぼーっとしてる。
やっぱ医療保険入るよりも、検査とか予防に投資したほうが圧倒的にコスパいいと思うんよね。
ガン保険入ってガンになっても、医療費はでるけどガン治るわけじゃないし。
— 三村🥦海外金融プレイヤー (@MimuraKeisuke) October 7, 2019
これが今回の趣旨。
結論から言うと、がん保険とか入院保険とか入るお金があったら、定期的に人間ドックとかPETとか検査受けるほうにお金回した方が絶対いい、という単純な話。いわば予防思考のススメだ。
ただ、こういった話をすると
- でも本当に癌になったらヤバくない?
- 治療費とか入院費とかヤバくない?
とか言う人が意外と多いのだが、そういう知識なさすぎるどうしようもない情弱は完全に論破できるので無問題。論破されてイラッとする人は見ないでほしい。
ではそれ以外の人だけ、さっそく本題に入ろう。
医療保険が不要な理由
僕が医療保険不要論をとなえる理由としては、大きく3つある。
- 医療保険に入ったからといって癌が治るわけじゃない
- 日本国民は皆ほぼ強制的に「国の保険」に入らされている
- 対処療法より予防医療のほうが圧倒的に助かる確率が高い
一つずつ少し詳しく解説する。
医療保険で癌が治るとは限らない
まず医療保険入ってないと不安とか言う人は、そもそも何か勘違いしているんじゃないかと思う。医療保険に入っていたら癌が治ると思っていない?
もしそうなら考えを改めてほしい。医療保険はお金がもらえるだけ。命の保障はない。癌になったときに治療費や入院費の一部が支払われるだけです。
みんなすでに国の保険に入っている
次に、日本国民はみんなすでに世界最強の保険に加入しているということ。
会社員なら健康保険、自営業の人は国民健康保険。もし保険証は持っていないという人は、国民の義務を果たしていないので今すぐ役所に相談したほうがいいです。
そしてこの国の保険には、高額療養費制度というものがある。これは、医療費が一定の額以上になった場合は国から支払われるというもの。
だから、もし癌などで入院治療したとしても自己負担する額だけ用意しておけば問題なし。あとは毎月支払っているあなたの健康保険代から保障される。
自己負担の額は収入や年齢によっても変わるので、ぜひ一度自分はいくらまで自己負担したらいいのか調べてほしい。たぶん大多数の人は5万円~15万円くらいの間と思う。
これについては過去にこちらのメディアでもまとめたので、詳しく知りたい人はどうぞ。
癌になった後のことではなく癌にならないようにする
そして最後に、予防医療の重要性とコスパについて。
癌は発見が遅れれば遅れるほど助かりにくいというのは、あなたも認識として持っていると思う。早期発見が望ましいのはもはや常識ですよね。
その観点から考えると、頻繁に定期健診や健康診断などを受けることが癌で死なないためには大切なことだというのは誰でもわかる。にもかかわらず、そこを疎かにしながら癌になった後の治療のことばかり考える人が多いのは謎すぎる……。
癌になった時にどうするかではなく、癌にならないためにどうするかを考えた方が圧倒的に本質的というか、生き延びるためには大切なことじゃない?
ホリエモンに学ぶ予防医療の重要性
予防医療の重要性は、ホリエモンこと堀江貴文氏も主張している。
僕自身、堀江さんのこれらの書籍を読んでから予防医療の大切さを知り、正しい知識を追えるようになった。
堀江さんが予防医療に興味を持ち始めたのは、あのライブドア事件で服役中のときに刑務仕事で高齢者介護に携わったことがきっかけだったらしい。
2015年に予防医療リテラシー向上を目指し「予防医療普及協会」を医師や他の経営者とともに立ち上げるなど精力的に活動されている。
ざっくりと内容はこの動画でわかるのでどうぞ。
この動画でも言ってるけど、東アジア(日本や朝鮮)のピロリ菌は、欧米のピロリ菌に比べて発がん性が7~8倍も高いらしい。だから日本人は胃がんになる人が多いのだそうだ。
ピロリ菌にも色んな種類があるらしく、ヨーロッパではそこまで致死率は高くない。そんなこともあって東アジアで内視鏡の技術が発達した経緯があると。
とはいえ、僕は医者でもないし医療のプロでもないので他人に専門的なアドバイスはできません。この記事を今読んでくれている人も、自分で判断してください。
ただ僕は自分の健康のために正しい知識や情報を吸収することは止めないし、せめて家族や自分の子供たちには間違った情報に惑わされずに無駄死にしないでほしい。
ヨーグルト食べてピロリ菌がいなくなるわけなんかない。
奴らを舐めてはいけない。
結論
これらの理由から、僕は死なないためには医療保険より予防のための医療検診や健康診断にお金を使ったほうが圧倒的に合理的でコスパという意味でも500万倍いいと思ってます。
実際つい先日、34歳9ヵ月で初めて胃の内視鏡検査を受けてみて、ピロリ菌がいたのでガチでそう思う。
ピロリ菌がいたことはショックだったが、胃癌になるまえに発見できのは喜ばしいことで、ちゃんと事前に対策を打つことが今出来ている。
除菌するための抗生物質も飲んだから、あとは次の内視鏡検査で死滅しているか確認してもらって、残っているようならセカンドステップの抗生物質を飲む。
半年に一回、一年に一回でも内視鏡検査を受けていれば胃癌は防げる。
検査費用はかかるけど、もしあなたが医療保険に入っていて毎月お金を払っているなら、そのお金で検査費用は余裕で賄えると思う。
人生の豊かさも、すべて健康ありき。みんなもっと真剣に考えていいでしょ?