どうも、ミムラです。
以前Instagramでpostしたこれ。
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インスタだと軽めの投稿しかしてないので、今回は少しこれを深掘りしながら解説していきます。よろしくお願いします。
もし今の保険が間違いだったとわかった時、あなたが次取るべき行動
本題に入るまえに、大事なこと言っときます。
僕もこれまで色んな方の固定費削減コンサルしたりZoom面談してきましたけど、ほんと多くの人が保険で躓いてます。
毎月こんな高いお金払って、そもそもこれってどうなの?ほんとに必要?っていうケースがかなり多い。
まあ相談しにきてくれる方々は、感覚ですが、大多数の世間一般よりはかっちり家計管理されてて、見直すことにも学ぶことにも意欲的で、人の意見にも耳をちゃんと傾ける素直さがある方がほとんどです。
ただ、昔それこそ十数年前からとか入ってる保険で、当時あまり知識もない状態で入ってしまってる保険を、
「今になって無駄だとわかったから止めたいけど今解約したら元本割れるし・・・」みたいな方が後を絶ちません。
でも間違った過去は変えられないし、考えるべきはどうやってその損を回避するかじゃないんですよ。
過去の自分の間違いは、まずちゃんと認める。反省する。
多少の損失は勉強代だと割り切ってきっぱり諦めて、次に活かす。
大事なことってこういうことだと思うんですわ。
でもこれがみんな出来ないから、変に元本を回収しようとしていつまで経っても解約できずに、ダラダラと無駄に大事の自分の人生の残り時間(命)を消費してしまうわけです。
大丈夫。ちょっとくらい元本割れしても、その返戻金とさらに残り毎月払うはずだった保険金を別でまともな投資運用に回せば、すぐにマイナス分なんて回収できます。
それどころかもっと長期で見たら余裕でプラスになると思うので、ここは多少痛みはあるかもですがグッとこらえて覚悟決めて解約しちゃいましょう。
人生短いですから。アッという間よ。
間違いは誰にでもあるので、そこは気付いた時点で反省して修正して次もっと良い選択が出来ていったらいいですよね。
これが保険で失敗するパターン!よくある勘違い7選
というわけで前置きがかなり長くなって申し訳ないですが、本題入りましょう。保険は○○じゃあないシリーズ。
あなたももしかしてまだ勘違いしてませんか?
あなたの旦那さん、奥さん、パートナーと意見が合わないのは、もしかしたら相手が間違いを間違いあと認識できてないからかも?
1.保険はお金を貯めるためにやるものじゃない
貯蓄代わりに保険に加入しているという人。やばいです。
説明します。
まず、よく言われる「積立てタイプ」や「貯蓄型」の保険に加入している人の多くがここを誤解しています。
- 貯蓄型の生命保険、
- 養老保険、
- 学資保険、
- 個人年金などなど
保険もついてて安心だし、貯金もできるし、銀行よりも増えるし最高♪じゃないんだよ。
こういう商品の中身って、ほんとに手数料がバカ高い投資信託みたいなもんよ。めちゃくちゃ抜かれてる。
しかも保険がついてるって言うけど補償内容とか金額、ちゃんと見た?比べた?
たぶん保険対象外になるケースなんてザラにあるし、そもそも補償内容もぺらっぺらなことが多いです。死亡保険金も微々たるもの。
ようは質の悪いパッケージ商品なんですよ。保険と貯蓄の。
こんなの一緒にやる必要ありません。貯蓄したいなら預貯金で十分です。保険掛けたいなら掛け捨ての保険のほうが圧倒的に優良ですし。
大事なことは、
保険は保険、貯蓄は預貯金、投資は投資。分けて行うこと。
何でもかんでも一緒くたににやろうとするから失敗するわけです。
2.保険は不安を小さくするためのお守りじゃない
人間誰しも何かしらの不安は抱えています。何が起こるかわからない将来、どうなるかわからない未来に不安があるのは当然でしょう。
でも、お守り代わりに保険に入るのだけは間違ってます。
そもそも、すべての不安を保険でカバーなんてしていたら、キリないです。いつまで経ってもお金なんて貯まりません。
- 事故に遭ったらどうしよう…
- ガンになったらどうしよう…
- 地震が来たらどうしよう…津波が来たら…
- 飛行機が落ちたら…空から隕石が……!
おっと、迂闊に外も出歩けませんね。
こんなのまともに生活できないし家計が圧迫されるだけです。
まあでも、保険ってそもそも不幸にBETするギャンブルですからね。当たったら不幸と引き換えに配当金貰えるだけ。
ハズれたほうがラッキーに決まってるし、もし当たっても被害を小さくできたらいいよねってだけのものです。
でも、あまりにも起こる確率が低いところに全てにBETしていたら、お金いくらあっても足りません。
パチンコでめちゃくちゃ薄い確率の玉なし当たり引いても、そらもうしょうがないで諦めるしかないでしょ。確率は超低いけどゼロではないんだから。
でもまあ、自然災害や絶対的な不可抗力ならまだしも、事故やガンや病気なんて、自分である程度事前に対策したり予防したり色々できますからね。
起こったあとのことにお金をかけるより、起こるまえの対策予防にお金をかけたほうが建設的だと僕は思います。
とまあ、こういう風に理論で説明しても、感情的に納得できない人もいるでしょう。
理由はうまく言語化できないけど、何せ保険に入っていないと心理的に不安・・・という人。そういう人は下記の記事も読んでみてください。解決するかも。
3.社会人になったら保険に入るのが当たり前じゃない
「社会人なったんだから」とか、そんな理由で保険に入るって、誰が決めたんですかね。
お子さん産まれたから、万が一の不幸のために親が死亡保険に入っておくとかなら理解できますが、就職したからとか意味わからんくないですか?
保険に入って一人前みたいな変な風潮ありますけど、それも保険業界のマーケティング以外の何物でもありません。
これは保険に限らずですが、
「みんなやってる」とか、社会一般的にとか、世間の常識とか、一度疑うクセ付けた方がいいっすよ。
それか、もしそういうセールストークとか勧誘されたら「そもそもなんで?」を考えたほうがいいです。
するとだいたいそういう話って理論崩壊してるから、相手も感情論でしか話せなかったり、そういう曖昧なニュアンスで訴えかけるしかないですからね。
世間の常識や大多数が正しいことのほうが、世の中少ないのですよ。
4.保険は人に勧められたからといって入るものじゃない
- 知り合いに勧められた
- 家を建てるときにFPに勧められた
- 生保レディーにマック500円券貰ったからw
最後のは知らんけど、こんな理由で保険に加入してる人も多いです。
とくに多いのが、身内や仲の良い友人が金融関係で働いてて、その人に勧められて昔入って今も続けてますーみたいパターン。
別に悪くないですが、それって本当にあなたに合った保険なんですかね。
その人に適切な保険って人によって変わるし、目的や事情、家庭環境によってとかでも変わるわけです。
邪推ですけど、もしかしたら、その当時にその勧めてきた人が契約ノルマがあった商品、売りたかった商品をそのまま押し付けられてる可能性だってなくはないでしょう。
保険って家や車と並んで「人生の3大支出」って言われるくらい馬鹿でかい買い物なので、そんな人に勧められただけでホイホイ入るものじゃないですよ。
ぶっちゃけその人も親切心で勧めてるわけじゃないですからね。そこはあまり信用しないほうがいいです。
知り合いに勧められて、マンション買う?新車買っちゃう??
んな馬鹿な。
大事な決断は自分で考えて自分で行動してください。他人のインセンティブや報酬が横入りすると良いことありません。
5.保険会社はあなたの未来を応援するためにやってるわけじゃない
保険会社のテレビCMとか、めちゃくちゃ優しいハートウォーミングな感じで「あなの未来を応援します」みたいにやってますけど。違いますからね。
保険会社は慈善団体じゃありません。チャリティでもボランティアでもなく、利益を追求する株式会社です。
保険というサービスを売って、株主に利益を献上しておるわけです。あなたの未来を応援するのはお金を払ってくれるからです。
さっきのテレビCMもそうですけど、保険のマーケティングってめちゃくちゃ狡猾ですからね。
うまい、うまいのよ。
みんなを「入っておかないと不安」にさせるのが。
・・・
あなたもまんまと保険屋のマーケティングに踊らされていませんか?
テレビCMだって安くないですよ。あの宣伝広告費は誰が払ってる?都会の一等地に自社高層ビルがんがん建てられる資金は一体どこから?
そう、あなたが払う保険料です。
6.「掛け捨てじゃない」は喜ばしいことじゃない
よくCMとかで「しかも!掛け捨てじゃない♪」みたいなこと言ってるので、掛け捨てじゃない保険があたかもお得で素晴らしいことのように認知されてますが、違います。
掛け捨てじゃない保険こそ、諸悪の根源です。
いわゆる貯蓄型や積立てタイプと言われる保険は、健全じゃあない。
上記でお話ししてきたように、貯蓄と保険と同時に行う質の悪いパッケージ商品です。その中身は薄い保険のついた、手数料ぼったくりの投資信託に他なりません。
それに何度も言うように、保険はそもそもギャンブルです。ギャンブルだったらハズれたら掛け金は没収されるの、当たり前です。
だから掛け捨てこそ保険本来の形なわけです。
ハズレても掛け金が没収されないギャンブルなんて、逆に怖くないですか?w
7.保険だけが将来に備える方法じゃない
保険の本来の使いどころって、
滅多に起こらないけどもし起こったら超ヤバイこと
ここだけ必要最低限で備えておくために、文字通り”保険をかける”わけです。
そして以外とそれ以外のことって、保険じゃなくても対策やカバーにしようがあるのですが、多くの人は保険屋のマーケティングに洗脳されててそのことが見えません。
例えば、、
もしもガンになったときに治療費がいくら程度必要か?なんて、だいたいわかるわけじゃないですか。
自分の収入と高額医療費制度の表を見てみて、最低限とプラスαちょっとくらいは貯金しておけば、そこはもうクリアとしてOKです。
医療保険の考え方や、高額医療費制度について知らないという人は、こちらの記事を参考にしてもらえればと思います。
ようは、保険じゃなくても貯金でもしもの時の費用は作っておけるわけです。
あとは社会資本の活用です。
例えば災害とか、何か困ったことがあったとき家族に頼る、身内に頼る、友達同士で支え合う。そういうカバー方法だって色々考えられます。
ようするに何が言いたいかというと、
保険じゃなくても、お金じゃなくても、最低限自分たちを守る方法って考えればあるよね
ってことです。
ここを意外と見落としがちなので、もし今保険の見直しをしている人は、本当にその保険がないとその不安はカバーできないのか?それ以外に方法はないのか?
こういう発想を頭の片隅にでも置いておくと、意外なサードドアが見つかるかもしれません。
無駄な保険料はあなたの人生を豊かにしない
こういう間違いに気づくと、意外と無駄な保険たくさん入ってるなぁ私。みたいになると思います。いい機会なので、ぜひ見直してみてください。
毎月の固定費がガクンと下がります。
浮いたお金は、投資に回しましょう。それかあなたの人生を豊かにする浪費に回すのもいいと思います。無駄な保険よりか100万倍有意義になります。
それに不幸なことばかりに目を向けるより、最悪の対処だけしっかり準備しておいたら、あとは将来の可能性や楽しいことを考えて生きたほうが、ストレスもなく結果的に病気にもなりにくく長生きできたりするんじゃないかなぁなんて思います。
ということで以上!またねー!
PS:
保険に関しては以下の記事もお役立ていただけると思います。