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【格安SIMはもう古い】割高SIMや無料SIMとかも生まれんじゃない?という話。

本日こんなツイートをした。

このツイート自体、しっくりくる人とこない人わかれると思う。

意味わからないという人もいるかもだが、置き去りにして今回はこれについて少し深堀りしてお話したい。

格安SIMという表現自体ちょっと古い

  • 格安SIMに乗り換えよう!
  • もったいないから節約しよう!

というようなことをよく見聞きするのだが、もちろんそれ自体は間違っていないと思う。現に格安SIMじゃない人は乗り換えたほうが毎月の固定費削減に繋がるのはたしかだし。

ただ、今や「格安SIM」という言葉自体がかなり手垢のついた、こすりにこすられたワードであり、若い人達にはコモディティ化しているように感じる。

ようは、格安SIM(MVNO)なんてのは使っていて当たり前の話であって、わざわざ大手キャリア(docomo、au、softbank)で契約するメリットは誰も感じていないように思う。

もちろんこれは主観であって、例えば大手キャリアした当時選択肢がなかった年配の方々には、何の違和感もなく映っているかもしれない。

ただ今や僕の世代(30代のナイスミドル)を含め、若い子たちの間ではミニマリストが急増しているように価値観の変化もあり、固定費を安く抑えるのは当たり前のことになってきているのではないか。

僕が格安SIMに変えたのは2012年頃だった

僕が格安SIMに変えたのは2012年頃だった

僕自身はその昔はソフトバンクでケータイを契約していた。今思い返すの懐かしいのだが、iPhoneを取り扱っていたのが携帯会社ではSoftbankだけだった。

当時たしかiPhone5だったと思う。2011年の話だ。東日本大震災のあった年なのでなんとなく当時のことはよく覚えている。

当時はSIMロックがかかっていて、SIMフリーのiPhoneは大手キャリアから販売さていなかった。

しかしながら格安SIMに乗り換えるにはSIMフリー端末である必要があるため、ほかにアンドロイドのSIMフリー端末を買おうか迷ったが、当時どうしても僕はiPhoneが良かったので、どうにかこのiPhone5をSIMロック解除できないかと考えた。

ネットで調べると、「ファクトリーアンロック」という方法を見つけた。今でもあるのか知らないけれど、たしか端末の情報を業者に伝えると、遠隔でSIMロック解除してくれるという何とも怪しいグレーなやり方だ。

その業者自体が中国の業者で、しかも料金は当時3万円くらいかかったと思う。詐欺ではないかという思いもあったが、経験者の方のレビュー投稿なども実際にネットにあったので、思い切って依頼してみた。

たしか、依頼して料金を振り込んでから、3ヶ月ほど連絡がなかったと思う。「あ、これは詐欺られたな」と完全に諦めていた。

ところが3ヶ月くらいたったある日急に業者から「ロック解除できたよー」みたいなメールが来て、購入しておいた格安SIMを挿入してAPN設定してみたところ、なんと本当に使えたのである。

SIMはOCNモバイル。今でも使っているが、大手キャリアと当時から何ら使い勝手としては変わりはない。

当時は、格安SIMという言葉自体浸透していなくて、自分の周りにも乗り換えている人はいなくてこの話をしてもみんな「へぇー」みたいな感じだったのを鮮明に覚えている。

安くなるから友達にももちろんおすすめしたが、誰も行動しようとはしなかった。周りにやっている人がいなさ過ぎて、たぶん違法かグレーゾーンなことだと思われてたのだと思う。

もはや「割高SIM」のほうがしっくりくる

肌感覚としては、2015年頃から徐々に「格安SIM」という言葉が一般的に浸透しはじめた気がする。たぶん理由としてはLINEや楽天、UQモバイルなど大手がテレビCMを打ち出したことが一番大きい。

他にも、それに加えてアフィリエイトでも格安SIM案件がたくさん出てきて、アフィリエイターやブロガーたちがこぞって情報をわかりやすくまとめて発信しだしたことも関係ありそう。

そして現在2019年、おそらくこれまでの大手キャリアを使い続けているのは変化を嫌う高齢層か、ごくわずかな情弱層だけである。たぶん。知らんけど。

今や「格安SIM」という言葉自体に違和感がある。

なぜならSIM利用者の大半が大手キャリア以外に移行していて、従来のまま大手キャリアが提供するSIMを使う割合のほうが人口的に少ないと感じるからだ。

つまり格安SIMが”ふつう”であり、それ以外のSIMは”割高SIM”なのだ。

もちろん国の決定もあり大手キャリアもどんどん低価格化してきてはいるが、やはり多少は料金も高いし、それが毎月のことだからチリツモで固定費としては中々の支出の差になる。

今や「割高SIM」を使い続けることは、現状維持のためのコストでしかない。

2020年以降は「無料SIM」が当たり前になる時代かも

そのうち格安SIMという言葉もなくなって、通信自体が無料になるんじゃないかと思っている。ネット通信や通話代がかからない「無料SIM」みたいなものがが当たり前のようになるのではないかと。

あくまで予想でしかないけど、世の中の流れ的にはそんな方向に向かっている気がする。

そうなると「まだ格安SIM使ってんの?」みたいな話がSNS上でも出てくるかもしれない。格安SIMじゃなく「有料SIM」とかになってるかもしれない。

などと、ふと格安SIMに変えた当時のことを思い出しながらそんなことを思った。

 

あ、とりあえず今はまだ無料SIMなんてないから、使うなら格安SIMですよ。

以下に僕の契約しているオススメSIM載せておきます。ここから選べばまあ間違いはないかと。大手キャリア使ってる人なら爆発的に固定費安く抑えられます。

OCNモバイルONE※NTTコミュニケーションの格安SIM。昔から使ってますが安定度あります。

LINEモバイル※おなじみLINEの格安SIM。料金も安くておすすめです。

U-mobile※ソフトバンク端末を使っている人はソフトバンク回線を使った乗り換え(業界初)もできます。