八月下旬に禁煙をスタートさせ、
早いものでそろそろ1ヵ月が経とうとしています。
毎日のようにストレスを抱え苦しんでいましたが、
最近になってようやく「吸わない自分」が習慣化できてきました。
脳からタバコを吸う習慣がなくならない限りは
常に我慢しないといけないのでなかなか辛いものがありましたね。
しかしつい最近、自分の中でやっと
「これはもう完全にやめれたな」と思える出来事がありました。
先日、友人とその知り合い数人でダーツバーで
飲んでいた時のこと。
はじめは4人だったのが一人増え、そしてまた一人増えと
最終的にはたしか8人くらいで飲みながら
ダーツをしていたんですよね。
そして、その中でタバコを吸わない人間は
僕を含め3人だけだったのですが、
はじめは僕もたばこの煙を久しぶりに吸いたい気持ちもあり
周りが吸う副流煙の香りを楽しんでいたのですが
数時間たち喫煙者たちがチェーン状態でタバコを吸い始めると
換気扇も間に合わずその空間は煙でモクモクになるわけです。
すると、久しぶりに煙を吸ったせいか僕はだんだん
頭痛がひどくなり、気分が悪くなってきました。
そして最終的に会計を済まし外に出たときには、
綺麗な空気で気持ちよくなったのを覚えています。
この時僕は、「あ、完全にやめれたな」と実感しました。
タバコを吸いたいと思わなくなったんですよね。
今までは僕の中で
「タバコ=旨い、至福、休憩、区切り」
といったイメージだったのが、
この日を境に急に
「タバコ=身体の調子が悪くなるモノ」になってしまったわけです。
これが禁煙に成功した最大の要因ですね。
で、
禁煙の話は少し置いといて・・・
以前とある書籍でこんなことが書いてありました。
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ダイエットを成功させるカギは
内面イメージをプログラミングし直すことだ。
例えば、街中で見かける美味しそうなハンバーガーの看板。
フレッシュな野菜とジューシーで美味しそうなハンバーグ、
とろとろでコクのありそうなチーズが見事に食欲をそそる。
私(著者)はお腹がすいていないにも関わらず、
以前まで街中でこういった看板を見るたびに急激な空腹感を覚えていた。
そのたびに我慢できなくなり駐車場に車をとめ
お店に入って注文していたのだが、
このままではいけないと思い自分の行動を分析してみた。
そして気づいたことは、
視覚から入った情報が「空腹」という生理現象を
引き起こしているということだった。
「美味しい」というイメージが
空腹をもたらしていることがわかれば、
自分でそのイメージを変えてしまえば
空腹感を感じることがなくなるということだ。
それ以降私は、美味しそうな食べ物の看板を見るたびに、
太って醜い姿になった自分を想像することにした。
美味しそうな食べ物と太っている自分を関連付けたのだ。
これにより看板を見ても食欲がわくことはなくなり、
私のダイエットは見事に成功した。
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このような「イメージの関連付け」が
書かれてあったことを思い出しました。
禁煙に関して、まさしく僕は
この関連付けができてしまったのだと思います。(意図せずに)
禁煙してから1ヵ月。
ずっと吸いたい気持ちを抑え込んで我慢し続けてきましたが、
その日を境に急にその気持ちはなくなりました。
今はストレスもありません。
おそらくもう吸いたいと思うことはないでしょう。
禁煙に限らずですね、もしあなたも
何かしらの悪習を断ちたいと思ったときは、
「イメージの関連付け」
これを試してみてはどうでしょうか。
きっと想像以上の効果を実感できるはずです。