どうも、三村です。
時間売買という新しい価値をつなぐサービス「タイムバンク」。
僕も実際に取引してみてそこそこプラスは出ているわけですが、
使ってていろいろ不便だなーと感じるところも多々あります。
なので今回は、そんなタイムバンクの欠点、デメリットについてまとめてみました。
[voice icon=”http://fali.jp/wp-content/uploads/2018/02/mimurakeisuke1.png” name=”三村” type=”l”]タイムバンクはじめる前に知ってて損はないよ~[/voice]
タイムバンクの知っておくべき欠点・デメリット5つ
欠点1. 手数料が高い
タイムバンクを利用するにあたってかかる手数料はこうです。
- 入出金手数料:5万円以下/540円、5万円以上/入金額の1.08%
- タイム売買手数料:売買額の1.08%
これ、結構馬鹿になりません。
入出金にかかる手数料も、5万以下なら540円とまあまあですけど
例えば100万出金するとかだったら10,800円も手数料として取られますからね。
しかも入金するたび、出金するたびにそれぞれ毎回かかってくるわけです。
[voice icon=”http://fali.jp/wp-content/uploads/2018/02/mimurakeisuke3.png” name=”三村” type=”l”]せめて出金する時だけとかにしてほしい……[/voice]
売買手数料も取引するたびに毎回1.08%かかってくるし、
これ積もれば結構な額になっちゃいます。
手数料についてさらに詳しく知りたい方はこっちも参照↓
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欠点2. 流動性が極端に低い
やっぱり株やFXとかと比べると流動性は極端に低い……。
例えば、有名なところで売買取引板を見てみても、
売気配が499.9/秒で、買気配が488.5/秒。
11円以上の差……。
どう贔屓目にみても活発に取引されてるとは言えません。
[voice icon=”http://fali.jp/wp-content/uploads/2018/02/mimurakeisuke3.png” name=”三村” type=”l”]売りたいときになかなか売れない……[/voice]
少額でも大量にタイムを購入すれば値上がりとか簡単にするので
そういった値動きがあるのはいいですけど、
売りたいときに売れない、買いたいときに買えない
っていうのはかなりキツイです。
ただ、最近どんどん有名なタレントさんや専門家さんの上場が増えてきて、公募に関しても最近はかなり当選しにくくなってきたりしてるので、今後ちょっとずつは改善されていくとは思いますが。
まだまだ時間はかかりそうです。
欠点3. 出金までめっちゃ遅い
タイムバンクは入金は一瞬でできるのに、
出金は申請してから着金するのになんと約2ヶ月もかかります。
めちゃくちゃ遅い。
月末締めの翌月末払いルールです。
[voice icon=”http://fali.jp/wp-content/uploads/2018/02/mimurakeisuke3.png” name=”三村” type=”l”]もっとスピーディーにして~それかせめて手数料安くして~[/voice]
まあ別に手元にあるちょっとした余剰資金でやってみるくらいなら全然問題ないですけど。
余裕ないのに結構な額ぶち込んだりしてる人とかはかなりストレスでしょう。
このあたりももうちょっと改善されたらいいですねー。
出金時の注意点をまとめたこちらの記事も参照↓
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欠点4. 発行者が死亡するリスク
タイムバンクでは時間発行者ごとにリワードがきちんと設定されているので、
買い手にとって価値のある内容ならば価格の上り下がりはあまり関係ないわけですが、
例えば、発行者が死亡してしまうケース。
縁起でもない話ですけど、この場合は当然買った時間は無価値になります。
極端な話、明日心臓発作や交通事故で急に亡くなる可能性だって全然あるわけです。
人間いつ死ぬかなんてわかりません。
こればっかりはどーしようもないリスクですね。
株とかも会社が倒産するリスク考えたら同じじゃない?と思われるかもですが、株なら四半期ごとの決算とか見ながらある程度予測をしたり事前に対応もできます。
[voice icon=”http://fali.jp/wp-content/uploads/2018/02/mimurakeisuke3.png” name=”三村” type=”l”]いきなり飛ぶリスクは個人に価値を置いたサービスならでは。[/voice]
まあ、死んだあともプレミアみたいな価値がついて資産価値として残る可能性もなくはないかもしれませんが、そんなケースは相当レアな人物かつ特殊なケースだと思います。
欠点5. 金商法が適用されない
タイムバンクで取引される時間は有価証券ではありません。
現時点では。
ということは、金融商品取引法の制限を受けないということ。
つまり簡単にいえば、インサイダーだったり板操作だったり
株式とかで禁じられている手も全然使えてしまうということです。
これがデメリットになるかメリットになるかは人それぞれですが、
法の規制で縛られない限り、サービス上の利用規約やシステムなどで規制していくしかありません。
でもそれもやっぱり限界があると思います。
一時期のYoutuberによるVALU騒動みたいに、色々今後も問題が生じる可能性はありますね。
あと、金商法が適用されないということは、
もちろん税金面も雑所得扱いになるので損益通算もできません。
まとめ ~まだまだ改善され成長していく可能性大~
いかがだったでしょうか?
今回タイムバンクの欠点ということでお話ししてきましたが
細かいデメリットはあるもののサービス自体は非常に面白いし、
組織よりも個人の力が強くなっている最近の流れを
より加速させるツールだと思っています。
メタップスの佐藤さんも著書の中でタイムバンクを「実験」と言っているように、
今後も 検証→改善→検証→改善 しながら市場もでかくなっていきそうですね。
一方で、法律システムや人々の感情が
まだまだそこに追いついていないという気もします。
これまでの金融の世界にどっぷりつかってきた人から見たら違和感あるでしょうし、
人に値段付けるってモラル的にどうなの?みたいな人もまだいるでしょうし。
このあたりが追い付いてきて違和感みたいなものがなくなれば、
もっと流動性も高まりそうですし手数料とかも安くできるのかもですね。
ということで今回は以上です!
最後までご覧いただきありがとうございました。
タイムバンクで儲けるコツって?↓
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