どうもこんにちは、三村です。
「日本初のテーマ型投資FOLIO」なんだか面白そうな証券会社が誕生しましたね。最近ではテレビCMも始まって見聞きしたことがある人も増えたのではないでしょうか。
FOLIOのテーマ型投資とは、いったいどんな仕組みなのか?
気になって仕方がないあなたのために、FOLIOの仕組みからメリット、デメリットなど徹底解説していきます。
FOLIOで資産運用を始めてみようかなって検討している方は参考までにどうぞ!
FOLIOのテーマ型投資ってどんな仕組み?
FOLIOとは10年ぶりに誕生したオンライン証券会社です。
FOLIOが大注目されている理由は、個別企業の株に投資するのではなく、テーマに投資をするところです。
しかも、そのテーマはこれからグングン伸びていきそうなワクワクするものばかり、
例えば、
無人航空機「ドローン」
VR(仮想現実)
ガールズトレンド
などなど、たくさんのテーマがあり、どんどん増え続けています。
FOLIOは「資産運用をバリアフリーに。」というミッションを掲げていて、誰でもかんたんに資産運用を始められ、楽しく続けられるサービスになっています。
通常、株を購入するなら、1単元(ほとんどの企業が100株)単位で購入しないといけないので、かなりの高額になります。
例えば、任天堂は1株約5万円、任天堂の1単元は100株なので、任天堂の株を買うなら約500万円も必要になります。
欲しくても、かんたんに買える価格じゃないですよね。
まぁ、任天堂は特別に高いですが、
- ソフトバンク ⇒ 約90万円
- トヨタ自動車 ⇒ 約70万円
- オリエンタルランド ⇒ 約100万円
(東京ディズニーランド)
など、それでも人気の銘柄を買うのに100万円は必要になります。
その株を買うときに一番ネックになる価格のハードルを圧倒的に下げてくれたのがFOLIOです。
FOLIOは単元未満株取引という1株から株を購入できる制度を利用しています。
株を買いたいけど高すぎて買えない人のために、FOLIOが株を買いたい人を募って、まとめて購入してくれる感じです。
FOLIOならゲーム関連のテーマを選ぶと、約10万円で任天堂だけでなく、コナミやバンダイなどのゲームメーカー10社の株主になれます。
他にも、FOLIOなら株初心者あるあるの「どの銘柄を選んでいいかわからない」なんて悩む必要もありません。
FOLIOのホームぺージを見て、
e-sportsがこれから流行りそうだなー
東北を応援したいなー
など、興味のあるテーマを選ぶと自動的にFOLIOが企業を選んでくれます。
例えば、がんばろう東北を選ぶと
銘柄 | 運用比率 | 株数 | 運用額の目安 |
---|---|---|---|
フィデアHLDG | 18.04% | 79株 | 15,247円 |
東北電力 | 15.82% | 10株 | 13,370円 |
ハニーズHLDG | 12.17% | 10株 | 10,290円 |
東日本旅客鉄道 | 11.47% | 1株 | 9,699円 |
ゼビオHLDG | 10.04% | 4株 | 8,488円 |
薬王堂 | 9.38% | 2株 | 7,930円 |
カメイ | 7.05% | 4株 | 5,964円 |
ユアテック | 6.96% | 7株 | 5,880円 |
インスペック | 5.24% | 4株 | 4,428円 |
やまや | 3.83% | 1株 | 3,240円 |
以上のように東北関連の企業10社に分散投資をしてくれます。
[voice icon=”https://fali.jp/wp-content/uploads/2018/02/mimurakeisuke1.png” name=”三村” type=”l”]興味のあるテーマを選んだら、後はAmazonで買い物するようにカートに入れて、注文手続きをするだけ、数クリックで注文が完了します。[/voice]
FOLIOで資産運用を始めるなら絶対に知っておくべき4つのデメリット
デメリット1. テーマ投資には流行りすたりがある
FOLIOでは、1つのテーマを選ぶと約10社に自動的に分散して投資をしてくれますが、そのテーマ自体の人気がなくなったり、景気が悪くなれば全体的に株価が下がり損失が大きくなります。
ちなみに私が購入している人工知能はこんな感じで全滅です。
FOLIOのテーマは、今注目のテーマを厳選しているので、ここ最近の利回りは20~50%とハイリターンなものが多いですが、「ハイリターン」ということは「ハイリスク」でもあります。
投資の世界では
- ハイリスクハイリターン
- ミドルリスクミドルリターン
- ローリスクローリターン
というのが鉄則で、このどれかしかありません。FOLIOでは、リターンも高いかわりに損失が出ることも覚悟する必要があります。
ここ1年の利回りが極端に高いテーマは高値掴みに注意が必要です。
だいたい、私たちが「これからこのテーマが来るな」と思っても時すでに遅しです。
[voice icon=”https://fali.jp/wp-content/uploads/2018/02/mimurakeisuke1.png” name=”三村” type=”l”]例えばカジノ法案が通って「カジノのテーマ来るぞ」と思っても、プロの投資家はカジノ法案が通る前からカジノのテーマに仕込んでいるので、私たちが買うときには「もう手遅れ」なんてことはよくあります。[/voice]
デメリット2. 株主優待・議決権がない
FOLIOでは単元未満株といって1企業1~10株くらいの少ない株で運用しているので、株主優待もありませんし、株主総会での議決権もありません。
株主優待は基本的に1単元以上でないともらえません。
[voice icon=”https://fali.jp/wp-content/uploads/2018/02/mimurakeisuke1.png” name=”三村” type=”l”]1単元は企業によって違いがありますが、ソフトバンクなら1単元が100株、1株が9,000円くらいするのでソフトバンクの優待が欲しかったら90万円ぐらいは必要です。
そうかんたんには買えませんよね。[/voice]
FOLIOは1テーマ約10万円で、10社の株主になれますが、テレビによく出る桐谷さんみたいに株主優待生活なんてできません。
[voice icon=”http://fali.jp/wp-content/uploads/2018/03/ダウンロード.jpg” name=”桐谷さん” type=”l”]FOLIOで投資をしても株主優待はありませんよ[/voice]
[aside type=”normal”]まれに単元未満株でも株主優待がある企業もあるようですが、ほぼ無いと思っていてください。[/aside]
デメリット3. リアルタイムで売買できない
通常の株取引なら
- 平日9時~11時30分(前場)
- 平日12時30分~15時(後場)
の時間帯であれば売買できます。
しかしFOLIOの場合は、
- 前場寄り付き:18時00分01秒から翌営業日8時45分00秒まで
- 後場寄り付き:8時45分01秒から12時15分00秒まで
と1日2回しか取引できません。
実際に注文してみないと正確なテーマの価格はわかりませんし、買ったその日に売ることもできません。
例えば無人飛行機「ドローン」のテーマに投資をするなら
注文に必要な金額は105,414円となっていますが、これは全ての銘柄のストップ高で計算しているので、実際はこれより安く購入できますが、チャートを見てリアルタイムで売買はできません。
[aside type=”normal”]寄り付き・・・その日の売買取引で最初に付いた価格[/aside]
デメリット4. NISAに対応していない
これからFOLIOで投資家デビューするなら、節税効果の高いNISAもセットで利用できないか気になると思いますが、残念ながらFOLIOはNISAには対応していません。
FOLIOと同じサービスを提供しているSBI証券のS株ON!ではNISAに対応しています。
[voice icon=”https://fali.jp/wp-content/uploads/2018/02/mimurakeisuke1.png” name=”三村” type=”l”]個人的にはテーマ型投資は値動きが激しいので、NISAはマイナスになったら損益通算ができないというデメリットがあるので、テーマ型投資とNISAの相性は良くないと思っています。[/voice]
[kanren postid=”10371″]
初心者に超優しいFOLIO 5つのメリット
メリット1. テーマが選びやすい
FOLIOの管理画面を見ると
このように非常にわかりやすくジャンル分けしているので、初心者が何を買っていいか悩む心配はありません。
むしろ、どれも魅力的で、どのテーマを選ぶべきか迷ってしまいます。
メリット2. 銘柄は自動選定
FOLIOはテーマを選ぶだけで、銘柄は有望企業を選んでくれています。
花粉症対策のテーマを選ぶと
上記の10社を自動で選んでくれます。
あとはカートに入れて ⇒ 注文手続きをするだけ
ネットショッピングする感覚で資産運用ができます。
メリット3. 少額から分散投資
少額で日本の有望企業に分散投資できるのがFOLIOの魅力。
テレビゲームのテーマで見てみると
以上の企業に144,755円から分散投資がきます(ストップ高価格なのでもう少し安く購入できる)。
任天堂の株を証券会社で購入するなら、100株単位で購入しないといけないので4847,000円もかかります。
欲しくてもなかなか買えませんよね。
でもFOLIOなら1株から買えるので、48,470円で任天堂の株主になれます。
メリット4. 手数料がシンプル
FOLIOの手数料は売買代金の0.5%(税抜)、各銘柄の最低取引手数料は50円(税抜)です。
「1テーマ10社=500円」とシンプルでわかりやすいですね。
他の証券会社にもテーマ型のファンドがありますが、完全に情弱の高齢者をターゲットにした手数料がバカ高いものばかりです。
- 購入手数料 3.24%
- 信託報酬 1.764%
約5%ぐらい費用がかかるところがザラにあります。
FOLIOの手数料は業界最低水準で良心的です。[kanren postid=”10508″]
メリット5. 管理画面が超お洒落
FOLIOの管理画面が超お洒落で、見やすい、使いやすい、サイコーです。
パッとみ、証券会社の管理画面とは思いません。
[voice icon=”https://fali.jp/wp-content/uploads/2018/02/mimurakeisuke1.png” name=”三村” type=”l”]他の証券会社もこれくらい見やすいといいですよねー[/voice]
メリット6. 運用中のサポートも充実
FOLOはサポート体制もしっかりしています。
「そろそろリバランスしたほうがいいですよ」
などこんな感じで案内がきます。
また、売却するタイミングのお知らせもあります。
だいたい3カ月に1回ペースでリバランスの提案がくるのですが、実際に私のところにもメールがきました。
もちろん、あくまで提案なのでリバランスするかどうかは自己判断になります。[kanren postid=”10544″]
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はFOLIOの仕組みやメリット、デメリットついてかんたんに解説してみましたが、FOLIOは投資未経験者でもかんたんに投資家になれる便利なサービスです。
FOLIOは多少のリスクは高めですが、その分リターンも見込めます。
10万円から10社の株主になれますし面白そうなテーマもたくさんあるので、興味のある方はとりあえずやってみるのも面白いと思いますよ。