[voice icon=”http://fali.jp/wp-content/uploads/2017/12/IMG-0028.jpg” name=”石田” type=”l”]こんにちは、ロボアドバイザー5社(楽ラップ、ウェルスナビ、THEO、投信工房、マネラップ)で運用、比較している石田です。[/voice]
楽ラップで資産構築を考えているけど、
「楽ラップってぶっちゃけどれくらい儲かるの?」
って運用実績が気になりますよね。
今回は楽ラップの運用実績や、ロボアドバイザーを選ぶ際の重要な2つのポイントについて紹介します。
とりあえず10万円入れて放置していた楽ラップの運用実績
2017/09 | 2017/10 | 2017/11 | 2017/12 | 2018/01 | |
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楽ラップ資産合計 | 103,263 | 105,314 | 106,096 | 107,289 | 108,000 |
保有商品の評価額合計 | 100,282 | 102,394 | 103,236 | 104,491 | 105,265 |
国内株式 | 21,757 | 22,943 | 23,284 | 23,640 | 23,887 |
外国株式 | 33,955 | 34,885 | 35,241 | 36,023 | 37,080 |
国内債券 | 4,094 | 4,094 | 4,104 | 4,106 | 4,098 |
外国債券 | 34,370 | 34,417 | 34,412 | 34,460 | 34,020 |
REIT(リート) | 6,106 | 6,055 | 6,195 | 6,262 | 6,180 |
その他 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
預り金合計 | 2,981 | 2,920 | 2,860 | 2,798 | 2,735 |
現金等 | 2,981 | 2,920 | 2,860 | 2,798 | 2,735 |
2017年5月に10万円入れて、約7か月間まったく何もせず放置しているだけで、プラス8,000円です。
銀行では考えられない利回りですね。
私がロボアドバイザー5社で運用している利回りがこちら
利回り | |
---|---|
8% | |
7.7% | |
3.57% | |
1.3% | |
5% |
私が運用してるロボアドアドバイザー5社でも楽ラップが一番利回りがいいです。
これだけを見れば、
「ロボアドバイザーを選ぶんなら楽ラップでいいんじゃね」
となりますが、運用実績は人それぞれリスクの取り方、投資資金、運用期間、運用開始時期などが違うため、あまり参考になりません。
私が運用しているロボアドバイザーもリスクの取り方はほとんど同じですが、投資資金や運用期間も違います。
例えば、私は楽ラップが一番利回りがいいですが、Twitterで楽ラップを運用している人を拾ってみると
【ロボアドの実績公開】
・ウェルスナビ;+12.67%⤴
・THEO:+7.75%⤴
・楽ラップ:+6.4%⤴※ウェルスナビが圧倒的なパフォーマンス!
ロボアドバイザー投資とは?どれがおすすめ?比較して評価してみた https://t.co/XqWL3H27Ib pic.twitter.com/Twnx0QZBrH
— タクスズキ@20代の運用男子 (@turuturuouzi) 2017年12月30日
- ウェルスナビ
- THEO
- 楽ラップ
の3社で比較して、楽ラップの実績が一番下だったり、
お試しで楽ラップ20万円分始めてみた。ちょと下がってるけど、長期目線なので放置予定。 https://t.co/LO7PNji3J9 pic.twitter.com/q98bSZbfpB
— おけやん@暗号通貨 (@okynbtc) 2017年12月18日
楽ラップマイナス1500円、はて、株式全体のパフォーマンスが悪いのか、それとも楽ラップがクソなのか、ポートフォリオがクソなのか
— hazm_invest (@HazmInvest) 2017年12月17日
マイナスになっている人もいます。
このように運用実績は人それぞれ。
ただ単純に、ネットで誰かの楽ラップの運用実績を見て、
「楽ラップの実績がいいのでやってみよう」
と考えてはいけません。
ロボアドバイザーはまだ始まったばかりのサービスで、どのロボアドバイザーも実績が浅いです。
運用実績で選ぶよりも、もっと重要な2つのポイントがあります。
【ロボアドの選び方】運用実績よりも重要な2つのポイントとは?
ロボアドバイザーを選ぶ際に、運用実績よりも重要なポイントは
- 手数料
- 性能
この2つです。
ポイント1 手数料
手数料はロボアドバイザー各社で違いがあります。
たった数パーセントの差が、長期で運用するロボアドバイザーでは将来的には大きな差が出るので手数料は重要なポイントです。
私が運用しているロボアドバイザー5社の手数料がこちら
手数料 | |
---|---|
0.38% | |
1.0%~0.9% ※長期割あり 3000万円以上は0.5% |
|
1.0%~0.65% ※THEOカラーッパレットあり 3000万円以上は0.5% |
|
1.0%前後 | |
0.990% |
楽ラップは他社のロボアドバイザーと比べると良心的ですが、投信工房の手数料がダントツで安いですし、
ウェルスナビは長期で続けるほど手数料が安くなる長期割(最大0.90%割引)があります。
[aside type=”normal”]例えば100万円を10年間楽ラップと投信工房で運用したとします。
投信工房
100万円×0.38%=3,800円
3800円×10年間=38,000円
楽ラップ
100万円×0.90%=9000円
9000円×10年間=90,000円
[/aside]
[voice icon=”http://fali.jp/wp-content/uploads/2017/12/IMG-0028.jpg” name=”石田” type=”l”]
90,000円-38,000円=52,000円
この差はデカいと思いませんか?
この手数料は利益が出ようが出まいが、必ず引かれます。
運用資金が大きくなるほど、長期で運用するほどこの差は大きくなります。
[/voice]
[kanren postid=”7211″]
ポイント2 性能
楽ラップには他社にはない下落ショック軽減機能(TVT機能)が売りのようですが、この機能はちょっと微妙です。
後で詳しく解説しますが、
性能面で言えば、ウェルスナビがオススメです。
理由は2つ。ウェルスナビはある機能で特許を取得しています。
- 自動税金最適化(DeTAX)機能
- リバランス機能付き追加投資
特に自動税金最適化(DeTAX)機能は、本来は支払わなければならない税金を自動的に節税するシステムです。
これが機能すれば手数料を軽減できます。
他にも売買のスピードや管理画面の見やすさなど、ロボアドバイザー専門業者だけあって性能はピカイチです。
ただし、競合他社もさまざまな強みを打ち出してきて業界は接戦です。それぞれの特徴や比較はこちらに詳しくまとめているので参考にしてみてください↓[kanren postid=”13302″]
楽ラップにしかない特別な機能
引用元:https://wrap.rakuten-sec.co.jp/
楽ラップにしかない特別な機能が下落ショック軽減機能(TVT機能)です(付ける付けないは選べます)。
株式市場の価格変動リスクが高まった際に、株式への投資割合を減らし、債券比率を高くすることで、株価下落による損失リスクを抑える機能です。この機能により、株式市場の急激な下落による損失を緩和することが期待できますが、必ずしも完全に回避できるものではありません。株価の動向によっては、その効果を発揮できない場合もあります。
また、株式市場が上昇に転じた場合は、株式への投資割合を維持した場合に比べてリターンが抑制されます。
楽ラップのホームページにはこのように書いていますが、楽ラップのサービスが始まってから一度もショックレベルの暴落はないので、この機能がどれくらい効果があるのか未定です。
はたして、この下落ショック軽減機能(TVT機能)が、リーマンショックのような株価の急落に対応できるのか疑問ですし、仮にもし、対応できたとしても株価が回復した時に儲けが減ってしまいます。
「この下落ショック軽減機能(TVT機能)いるの?」
って思いませんか?
長期的に資産構築をする中で、株価の暴落はかなりツラい事ですが、暴落こそチャンスです。
株価が暴落したときにしっかりリバランスをしたり、追加投資をすることで景気が回復したときに大きなリターンを得ることができます。
下の図は、リーマンショック後の日経平均株価ですが、2018年2月現在は3倍以上値上がりしています。
楽ラップの下落ショック軽減機能(TVT機能)を付けていれば、このリターンを取りこぼします。
株価の暴落はいつ起こってもおかしくありません。
ですが長期的な視点で考えれば、チャンスでしかありません。
若い人は時間を味方にできるので、今すぐにでも資産運用を始めてほしいです。
[voice icon=”http://fali.jp/wp-content/uploads/2017/12/IMG-0028.jpg” name=”石田” type=”l”]もちろん私は下落ショック軽減機能(TVT機能)はつけていません。[/voice]
ふざけてんの?楽ラップの無料診断
引用元:https://wrap.rakuten-sec.co.jp/
楽ラップの無料診断はちょっと変わっています。
投資とは一見まったく関係ない質問で、
「楽ラップはふざけてんの?」
と疑うような質問ばかり
おそらく直感で答えたほうがいいと思うので全部は紹介しませんが、こんな質問ばっかりです。
こんな質問で何がわかるんだ
と思っていましたが、私は国内のロボアドバイザー全社で無料診断しましたが、楽ラップも他社と同じような診断結果でした。
ちゃんと人間の心理を考えて作っているんですね。
よくよく考えてみると、
「他のロボアドバイザーの質問の方がおかしいな」
と思いました。
他のロボアドバイザーの無料診断でよくある
「株価が急落したらどうしますか?」
なんて質問は、これから資産運用を始める人はわからないし、わからないからロボアドバイザーを使ってみようとしているのに変ですよね?
楽ラップの無料診断は高評価ポイントです。
私の診断結果はこちら
やや保守型です。
どんな診断結果が出るのか?無料なので試しにトライしてください。
[kanren postid=”5171″]
楽ラップのまとめ
楽ラップは私がロボアドバイザー5社で運用している中で運用実績は一番ですが、評価は一番下で、すぐに解約しようと思いました。
その理由として、手数料は他のロボアドバイザーに比べると安いのですが、投信工房やTHEO、ウェルスナビを長期で運用したときには勝てません。
それに、特に役立つ機能もないですし自動積立機能も今までなく、やっと最近追加されました。
長期で運用していこうとしていたのに、自動積立機能がないのは不便で、楽ラップだけ積立をしていません。
楽ラップの運用実績も私は好調ですが、SNSなどでチェックするとマイナスの人も見受けられます。
あとこれは完全に主観ですが、楽ラップはTHEOやウェルスナビと比べて「熱意」が感じられません。
ロボアドバイザーは流行ってるから、とりあえずやっておこうみたいな感じがします。。。
買い物も銀行も証券会社も楽天で、ガッチリ囲い込まれているなら楽ラップでもいいと思いますが、私個人的には手数料や性能で勝るウェルスナビがオススメです。
[btn class=”simple”]ウェルスナビ公式サイトへ[/btn]
[kanren postid=”11365″][kanren postid=”5953″][kanren postid=”12945″]
[aside type=”warning”]【2019年2月追記】THEOの新手数料システムが画期的!
THEOの手数料体系が変わります!その名もTHEO Color Palette(テオカラーパレット)。2019年4月からカラー判定スタート、2019年8月から適用開始。
これまで手数料は一律1%でしたが、今後は入出金額に応じて5段階にランク分けされたカラーによって、最大手数料が0.65%まで下げられます!
ただし、適用条件や注意点があるので詳しくはこちらを要チェック↓[kanren postid=”13749″][/aside]