[voice icon=”http://fali.jp/wp-content/uploads/2017/12/IMG-0028.jpg” name=”石田” type=”l”]こんにちは、FOLIO(フォリオ)とS株Now!どっちもやっている石田です。[/voice]
「FOLIO」とSBI証券の「S株Now!」、非常に似ています。
あまりにも似すぎてるんで、当初はもしかして業務提携でもしたのかなと思っていましたが、どうやらSBI証券がFOLIOをパクったみたいですね。
FOLIOのデザイナーがつぶやいています。
大手にサービスコンセプトを真似されるという、ある種スタートアップの宿命みたいな状況を観測して決意を新たにした。
— コウノ アスヤ (@asuyakono) 2017年9月25日
10年ぶりに誕生したネット証券FOLIOをSBI証券は潰しにかかったのか?
ただ単に伸びそうな新サービスだったから真似たのだけなのか?
真相はわかりませんが、FOLIOはネット証券最大手であるSBI証券が
警戒するほど面白いサービスということは間違いなさそうです。
ということで今回は、そんな酷似しているサービス
FOLIOとS株Now!を色んな角度から徹底比較してみました。
このページを読めば、両者の違いがハッキリとわかり、
どっちを選べばいいかなんて迷わなくなるハズ!
FOLIOとS株Now!違いを一覧表で比較してみた
FOLIO | S株Now! | |
手数料 | 0.5%(税抜) 最低取引手数料50円(税抜) |
0.5%(税抜) 最低取引手数料50円(税抜) |
---|---|---|
テーマ数 | 56 | 30 |
購入方法 | 単元未満株 | 単元未満株 |
注文方法 | 成行注文のみ 指値・逆指値注文はできません |
成行注文のみ 指値・逆指値注文はできません |
取引口座 |
|
|
サポート | リバランス・売却の案内あり |
|
売却方法 | 一括売却 | 個別売却 |
手数料など一見するとほとんど同じですが、
その他細かいところで多少違いがあるのでそこをピンポイントで解説していきます。
違い1. テーマ数と銘柄が全然違う!
S株Now!が30テーマなのに、FOLIOが56テーマも細分化されています。
テーマ分けの内容もほぼカブっていますが、テーマが同じでも銘柄は違います。
どちらも直近1年の騰落率が載っているので、比較してみます。
FOLIO | S株Now! | |
カジノ | -2.4% | +3.41% |
---|---|---|
グローバルニッチトップ | -3.7% | +19.15% |
働き方改革 | +7.0% | +89.24% |
電気自動車 | -2.8% | +30.55% |
自動運転 | -5.8% | -0.59% |
サイバーセキュリティ | +16.6% | +38.62% |
テレビゲーム | +35.1% | +70.04% |
電線地中化 | +11.6% | +31.85% |
2018年3月時点
同じテーマではすべS株NOW!の方が騰落率はいいです。しかも、圧倒的。
特に一番騰落率の差が大きい働き方改革のテーマの銘柄を比較してみます。
働き方改革 | |
FOLIO (+7.0%) |
S株Now! (+89.24%) |
アマノ | リクルートホールディングス |
ダイキン工業 | パソナグループ |
リクルートHLDG | パーソルホールディングス |
ヤフー | フルキャストホールディングス |
KDDI | エン・ジャパン |
カルビー | アウトソーシング |
ユニ・チャーム | ディップ |
スタートトゥデイ | 夢真ホールディングス |
ヤマトHLDG | アルバイトタイムス |
SCSK | nmsホールディングス |
2018年3月時点
FOLIOは働き方改革に積極的に取り組む企業(副業解禁など)を中心に選んでいますが、S株Now!は人材派遣など人材に関連した企業を選んでいることで、これだけの差が出ています。
騰落率だけを見れば、S株Now!の方が絶対にいいように見えますが、
急激な値上がりの後はかなりの確率で値下がりします。
いつまでも急激なペースで値上がりするわけがないので、
高値掴みになる可能性があります。
まさに私自身がいい例です。こちらの記事も参考にどうぞ↓
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違い2. 取引口座の選べる種類が違う!
引用元:https://site1.sbisec.co.jp/
S株NOW!はNISA口座に対応していますが、FOLIOは対応していません。
これはNISA口座がないからダメとかイイとかいう話ではなく、
NISAは損益通算ができないのでNISA口座を使う場合そこに違いがでるということです。
ただ、テーマ型投資はけっこう値動きが激しく損益が大きくなる可能性があるので
実はNISAとの相性ってそこまで良くない…むしろ悪いと私は感じています。
もしNISA口座を使うなら、株、債券、コモディティなどに分散投資をして
リスクを最小限に抑えている投資信託のようなところが相性はいいです。
違い3. サポート体制が違う!
FOLIOはリバランス提案や売却などのサポートがありますが、
S株Now!はとくにそういったサポートはありません。
いちおうS株Now!にはヒートマップアラート機能があり、
値上がり、値下がり銘柄が色分けされています。
ですが、初心者がこれだけ見て、
売り時を自分で判断するのはちょっと厳しい感じがします。
ただ、FOLIOもリバランス提案が来たからといって
馬鹿正直に何度もリバランスをしていると手数料負けしてしまう可能性もあります。
このあたりの判断は自分でするしかないのですが、
参考までに私の体験記もチェックしていただければと思います↓
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違い4. 売却方法が違う!
FOLIOとS株Now!の決定的な違いは「売却方法」です。
FOLIOはテーマを一括で売却できるのに対し、
S株Now!は10銘柄を一つずつ売却していかなければいけません。
これは正直かなり面倒くさい。
一方、FOLIOは取引コードを入力して売却を確定するだけ、2ステップで売却完了。
超かんたんに売却できます。
使いやすさ、管理画面の見やすさは圧倒的にFOLIOが上回っています。
FOLIOとS株Now!の運用実績を公開
現在、FOLIOで3テーマ、S株Now!で1テーマを購入している運用実績がこちら
FOLIOの運用実績
3つのテーマで、-4,456円(1.92%)の含み損。
S株Now!の運用実績
1つのテーマで、+1,365円(1.68%)
どっちも期待値が高かったんですけど、
運用実績でいうとFOLIOは残念なことになってます。
ただ、それdめおやっぱり個人的な感想としてはFOLIOがオススメ。
数字はマイナスですが、これは私がちょっとテーマ選びでミスっただけであって
もう少し賢くやっておけば確実にS株Now!よりは良い成績が出せたと思ってます。
[voice icon=”http://fali.jp/wp-content/uploads/2017/12/IMG-0028.jpg” name=”石田” type=”l”]それにしてもFOLIOとS株Now!の管理画面は全く違いますね。
FOLIOは「インスタ映えする投資」と言われるだけあってインターフェイスがお洒落で見やすい。
一方で、S株Now!はパッとみてわかりにくいというか、言ってしまえば後進的な感じがします。[/voice]
まとめ ~FOLIOとS株Now!ならコッチがおすすめ~
いかがでしたか?
FOLIOとS株Now!の違いを比較してみましたが、
どっちかを選ぶなら絶対にFOLIOがおすすめです。
その理由としてまとめると
- 初心者でもかんたんに株取引ができる操作性
- 売買やリバランスのサポート体制
- お洒落で使いやすいインターフェイス
この3つになります。
FOLIOは「資産運用をバリアフリーに。」というミッションどおり、
誰でも感覚的に操作でき簡単に資産運用ができるサービスです。
S株Now!は売却を個別にしないといけないという面倒くささもありますし、
売却判断も自分でしないといけないので初心者には不向きであると感じました。
もし「もっと自動でやってくれる初心者向けの資産運用を始めてみたい」という初心者の方には、ロボアドバイザーでの運用から始めてみることをオススメします。
ロボアド選びならこちらもぜひ参考にしてみてくださいね↓[kanren postid=”5171″]