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【比較】FOLIOの手数料は高い?安い?大手証券会社と比べてみた!

どうも、三村です。

コミュニケーションアプリ「LINE」と業務提携をして、テレビCMでも最近注目を集めているネット証券FOLIO(フォリオ)。

でも実際に運用してみるにあたって、やっぱり気になるのが手数料ですよね。

 

 

証券会社の金融商品には、高額の手数料を取って利用者をカモにしている商品がいまだにあります。

そんな中でFOLIOの手数料は安いのか?高いのか?今回は大手証券会社と比較して調査してみました.

 

ちなみに、そもそもFOLIOって何?という方はこちらからどうぞ↓[kanren postid=”10141″]

FOLIOの手数料は業界最低水準の安さ!?

引用元:https://folio-sec.com

 

FOLIOは単元未満株取引といって、1株から購入できる制度を利用していますが、
この手数料が他社と比較したところ最低水準の安さであることがわかります。

 

証券会社 手数料 10万円買った場合の手数料
FOLIO 約定代金×0.5%(税抜) 500円(税抜)
SBI証券
(S株)
 約定代金×0.5%(税抜) 500円(税抜)
マネックス証券
(ワン株)
 約定代金×0.5%(税抜) 500円(税抜)
カブドットコム証券
(プチ株)
 約定代金2万円まで100円、以降約定代金1万円増加まで毎に67円加算(税抜) 636円(税抜)
岡三オンライン証券  インターネット利用の場合、約定代金が2万円までで200円、3万円までで300円、10万円までで600円、以降10万円ごとに増加で600円ずつ加算。 600円(税抜)

[voice icon=”https://fali.jp/wp-content/uploads/2018/02/mimurakeisuke1.png” name=”三村” type=”l”]FOLIO、SBI証券のS株、マネックス証券のワン株が安く、シンプルでわかりやすいですね。[/voice]

FOLIOと野村證券のテーマ型投資信託の手数料を比較!


FOLIOは日本初のテーマ型投資として謳っていますが、テーマ型投資信託は以前からありました。

FOLIOはテーマ型の投資しか販売しない証券会社になります(2018年3月時点では、FOLIOはβ版なので今後はいろんな投資を販売していくと思います)。

FOLIOと野村証券で同じ「京都」のテーマで比較してみます。

 

手数料
FOLIO
  • 取引手数料 0.5%
野村証券
京(みやこ)ファンド
  • 購入時手数料  2.0%以内
  • 信託財産留保額 0.3%
  • 運用管理費用 0.9%
  • その他の費用・手数料(運用状況等により変動、事前に料率、上限額等を表示することができません)
  • 組入有価証券等の売買の際に発生する売買委託手数料
  • 外貨建資産の保管等に要する費用
  • 監査法人等に支払うファンドの監査に係る費用
  • ファンドに関する租税

 

完全にFOLIOの方が安いし、

何よりシンプルでわかりやすい。

 

しかも、投資銘柄を見てください。

 

FOLIO
10社
野村証券
京(みやこ)ファンド 上位10社
任天堂 任天堂
日本電産 日本電産
村田製作所 村田製作所
京セラ 京セラ
オムロン オムロン
ローム ローム
島津製作所 島津製作所
日本新薬 日本新薬
ジーエスユアサコーポレーション 京都銀行
堀場製作所 SCREENホールディングス

 

もうほぼ同じ。

なのに手数料はこれだけ違うんです。

[voice icon=”https://fali.jp/wp-content/uploads/2018/02/mimurakeisuke1.png” name=”三村” type=”l”]最近はフィンテックと呼ばれる便利な金融サービスが増えてきましたが、野村證券は手数料も高いしわかりづらく、時代の波に対応するのが少し遅れている感はあります。[/voice]

細かいけどこれも大事!入出金手数料をチェック!

FOLIOはリアルタイム入金の振込手数料は無料ですが、各金融機関のATM、インターネットバンキング等からの通常振込による振込手数料は負担になります。

リアルタイム入金とはなんですか?

リアルタイム入金とは、提携金融機関でインターネットバンキングを契約されている方が利用できる入金方法です。

入金指示した金額が即時に購入可能額に反映されます。

リアルタイム入金サービスをご利用いただいた場合の振込手数料は無料です。

引用元:https://folio-sec.com

 

リアルタイム入金可能な金融機関

  • みずほ銀行「みずほダイレクト ネット振込決済サービス」
  • 三井住友銀行「SMBCダイレクト ウェブ振込サービス」
  • 三菱東京UFJ銀行「三菱東京UFJダイレクト ネット振込(EDI)」
  • イオン銀行「WEB即時決済サービス」
  • ジャパンネット銀行「リンク決済」

 

出金も手数料がかかります(β版期間中は無料)。

 

ジャパンネット銀行宛て 54円(税込)
他行宛て 3万円未満: 172円(税込)
3万円以上: 270円(税込)

 

ジャパンネット銀行の口座を持っていれば、手数料を一番安く抑えることができます。

 

【要注意】リバランスすると手数料を取られる!

FOLIOの手数料は0.5%なので良心的な感じですが、売買に対しても手数料がかかるので
リバランスをしても0.5%の手数料がかかります。

 

リバランスとはなんですか?

リバランスとは、ポートフォリオ運用をおこなう際に、相場の変動などにより変化した投資配分の比率を調整することです。

テーマを運用していると、時間の経過とともにそれぞれの株価が変動し、フォリオが提案する最適な資産配分の比率とズレが生じてしまうので、定期的にその「比率の修正」をご提案いたします。

ご提案内容には、テーマに沿った最適な銘柄を維持するための「銘柄変更」が含まれる場合があります。

なお、その提案でリバランス注文をおこなうか行わないかは、お客様にお選びいただきます。

引用元:https://folio-sec.com

 

しかも、リバランスの提案は3か月に1回はきます。

こんな感じで、

毎回リバランスの提案に乗ってしまうと手数料が高ずくので、やりすぎに注意です。

よっぽど保有銘柄の業績が悪化しているなどの理由がない限り、リバランスは必要ないかなぁと思います。

 

リバランスの提案が来たら、保有銘柄の株価や業績を1社ずつチェックすることをおすすめします。

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まとめ

調査してみた結果、FOLIOの手数料は0.5%と最低水準でかなり良心的といえます。

ただ、購入・売却・リバランスでも手数料はかかります。特にリバランスのやりすぎには注意しましょう。保有テーマを売却するときも、支払う手数料を考慮して売却しないと儲けも出ません。

手数料さえ理解してしまえば、あとはチャレンジするだけです。

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